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二葉百合子(キングレコード)  芸歴75周年記念曲「百年桜」 愛をテーマに [インタビュー]

二葉百合子2.jpg◆芸能界入りしたのは3歳。
 今年で芸歴75周年になる。それを記念して7月8日に新曲「百年桜」を発売した。
「愛をテーマにした、すばらしい曲を出してもらった」と二葉は感慨深げだ。
と言うのも、この歌が二葉自身に人生を思い返させるからだ。

 「最初に詞を読んで、苦労も辛抱して乗り越えていけばいいこともある、今までの自分の人生が重なって、思わず涙ぐんでしまった。コンサートでも必ず胸がいっぱいになります」

 百年桜は、デビュー曲以来144枚目のシングル。
 60周年記念曲の「雑草のうた」、70周年の「米つぶの詩」など、節目ふしめには荒木とよひさが作詞を手掛けてきた。今回も偶然に荒木が担当している。

 そんな曲をさらにインパクトあるものにしたのが、作曲の弦哲也であった。
 「イントロにトランペットが入った楽曲は初めてで、初めて聴いた時、わぁっと思った」。
 二葉はその時の驚きと感動ぶりを、そのように表現する。

 3年振りの大阪キャンペーンでは、新曲のPRを「殺人的スケジュール」でこなした。
 どこへ行っても大阪のファンからは熱気を感じたという。
 「がんばって~の声がとても励ましになった」と二葉。

 キャンペーンは体力が必要。「おいしいものを食べて万歩計をつけて歩くなど、健康に気を付けています」
 しかし若さを保つ一番の秘訣は、後輩歌手からパワーをもらっていることだという。

◆二葉は、もう何十年も以前から、浪曲を自分の歌に取り入れたいとやって来る歌手に浪曲を教えている。
 その数は女性、男性合わせて7人にもなる。

 「いずれも十分にキャリアを積んだベテランばかりですが、私にとっては娘や息子と同じ」
 坂本冬美も”門下生”の1人だ。

 スランプに悩んでいた彼女は自分の母親よりも年上の二葉の65周年公演をテレビで観て、呑気に休んでいる場合ではない、と訪ねてきたという。
 それがきっかけで、今では坂本との師弟交流は8年になる。

 「浪曲はお腹にうんと力を入れて声を出す」。歌の指導は2時間程度。あとは「私の長い人生を語って伝える。代わりに可愛い娘、息子からは若さをもらっている」と、二葉は早くも次の80周年を目標に向けて頑張りを見せている。




タグ:二葉百合子
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