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MEG-CDの導入店、関西でも導入が相次ぐ [CDショップ]

◆手に入らない名盤をCDにしてショップで購入するMEG-CDのシステムを導入するCDショップが、このところ関西でも相次いでいる。

 関西第1号店のJEUGIA三条本店に次いで、11月30日には大阪・十三の恵比須堂が1階売り場にMEG-CDのシステムを設置した。和歌山市内でもミュージックマートイワキ狐島店が導入をしている。

 恵比須堂本町店がMEG-CDシステムを1階のレジ横に設置している。
 導入した狙いを角谷寛行社長は「頻繁にあるわけではないが、古いCD(レコード)を探しておられる人がある。そうした人たちの要望に応え、お客の間口を広げていきたい」と話し、CD販売全体の需要拡大につなげようとしている。

meg_恵比須堂.jpg恵比須堂本町店

 利用料は月額9800円で、初期費用は1万5000円だが組合員特別価格として5000円と割安だ。
 角谷社長が組合長を務める大阪府レコード商組合では、先の役員会でMEG-CD利用に伴う説明会を実施し、普及に務めている。

 MEG-CDを運営するミュージックグリッド(東京都港区)が提供する楽曲は、かつてのEP盤主体に700タイトルで、毎月100-200タイトルずつ増えると言われている。角谷社長は「今後、タイトルが増えることで、大阪をはじめ関西でも導入店は増えるだろう」と予想している。

meg_JUEGIA.jpg
50代、60代の利用が目立つJEUGIA三条本店

◆今年7月24日に関西で最初にMEG-CDを導入したJEUGIA三条本店(京都市中京区三条新京極角)では、月間50枚以上が目標としていている。
 来店客からは「洋楽はあるのとか、この歌手の曲は、この曲は」といった質問もあるという。

meg_JUEGIA2.jpg リクエストを聞いてから1枚10分程度で仕上がるため、出来あがるまでは売り場で商品を見てもらうことも可能だ。利用するのは50代、60代で廃盤曲へのリクエストが目立つが、橋幸夫や三田明などへの注文も目立つという。1人で5枚や10枚といった大量に注文するといった人もいるようだ。

 曲はCD-Rに収録されるがレコード盤と同じように溝までが刻まれている。まるでミニレコードといった感じで、ジャケットも発売当時と同じデザインになっている。

 同店のAVフロア統括マネージャーの中嶋浩徳さんは「ラインアップが揃うと、若い人たちへもアピールして利用を増やしていきたい」と話していした。


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