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永井裕子(キングレコード) デビュー10周年 初めての男歌「男の情歌」に挑戦 [インタビュー]

永井裕子1.jpg◆デビュー10周年を迎えている。
 記念曲「男の情歌」は初めての男歌。女性を置いて夢追い求めて去っていく男の姿を歌う。女歌の永井のイメージが定着していたが「自分はさばさばとした男っぽい性格なので、共感できるところがある楽曲です」と、いつも男になったつもりで歌っている。

 その後に発売した全部カバー曲を収めたアルバム「歌だより」では、「天城越え」「夜桜お七」など14曲を歌う。これだけは入れてと希望を通したのが「漁歌」と、3歳の時に初めて覚えたという「秋冬」だ。漁歌は今までステージ歌ってきた男歌で、最新曲の「男の情歌」につながった曲だという。

 11月9日には東京・日本青年館で記念リサイタルを開き、1400人近いファンで埋め尽くされた。1昨年の「石見路ひとり」、昨年の「和江の舟歌」がきっかけで、応援してくれる人たちが増えた島根県大田市からも16人が会場にやって来てくれた。

 「あっという間の10年だったが、いろんなことを吸収でき、人間として、また歌手としても成長できたと思う。これからは前だけを見て突っ走るだけではなく、周りにも配慮できる歌手になりたい」と、10年を振り返りながら、次の15年、20年へ向けた意気込みを見せている。

 そんな永井裕子のことが大好きな人たちが集まったファンクラブ「裕子組」には、約300人が会員登録している。毎年、彼女の誕生日の3月3日には、1泊2日のバスツアーを企画する。伊豆・稲取など、自分の歌の舞台になった所へ行っているが、来年の行き先はまだ決まっていないという。

永井裕子2.jpg 大先輩の大川栄策が全国をまわる特別公演にも出演している。舞台は30分と短いが、休憩の10分間にはマネージャーやレコード店のスタッフなどで、客席に降りてCDやカセットテープを売り歩く。

 「大川先輩の胸を借りて歌わせてもらっている。しかし、スケジュールの都合で即売の時間が取れないための苦肉の策だった。最初は休憩は5分だったが、延長してもらっている」
 1回の売上げの最高記録は13万8000円だったという。



 12月23日には、永井が「一番の故郷」という島根県大田市で、池田輝郎とのジョイントコンサートに出演する予定だ。
 
タグ:永井裕子
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