葵かを里（徳間ジャパンコミュニケーションズ）、朝月廣臣が命と引換えに作曲した「荒波」何としてもヒットを！：Music news jp：So-netブログ

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葵かを里（徳間ジャパンコミュニケーションズ）、朝月廣臣が命と引換えに作曲した「荒波」何としてもヒットを！　[インタビュー] [編集]

◆５枚目のシングル「荒波」を歌う葵かを里が、４月１日、大阪・十三の恵比須堂本店を訪れ、新曲など５曲を歌った。３月３日発売の「荒波」は、病身の作曲家朝月廣臣が最後の力を振り絞って作ったという渾身の曲。完成後３日後に亡くなった同氏に、葵は「ぜひともヒットさせて、夢のNHK歌謡コンサートへの出演を果たしたい」と伝えるかのように熱唱した。

笑顔で「荒波」をアピールする葵かを里

　葵が初めて朝月の作品を歌ったのは、2008年に出した第３作目の「北寒流」だった。４作目の「各駅列車」（2009年）も、同氏と作詞家麻こよみのコンビで作られることになった。ところがメロディが仕上がった時、朝月は医者から余命４カ月と宣告されたという。膵臓ガンであった。

　しかし朝月は葵に「次の曲も必ず作る」と約束したという。病室に小さな卓上キーボードが持ち込まれ、「この曲を仕上げるまでは死ぬわけにはいかない」と言って完成させた
のが「荒波」だった。

　恵比須堂のインストアライブでこの歌を歌った葵は、曲を完成させて力尽きたように亡くなった同氏に「命と引換えに作ってもらったこの新曲を、より多くの人に聴いてもらい、大ヒットへつなげて先生に恩返しをしたい」と誓っていた。

次の目標はNHK歌謡コンサート

　昨年11月、葵はNHKの「BS日本のうた」に初めて出演した。デビュー５年目の年にして、やっとかなったメジャー番組への出演だった。
　次なる目標として掲げるのは「NHK歌謡コンサート」「NHKのど自慢」、そして「紅白歌合戦」である。
　「大きな目標ですが、先生のためにもぜひ実現させてみたい」と葵。

◆「荒波」はチャート誌に初登場して13位と評判は上々だ。裏切られたけれど忘れられない男性を想い続ける女性を歌っているが、恵比須堂でのキャンペーンに集まった客が一緒に歌い出すほどノリはいい。
　カップリング曲の「契り橋」も朝月、麻両氏による作品で「最初はこちらがＡ面候補だった。歌えば歌うほど、この曲の虜になる。寝る前の静かなひと時に聴いてください」と、こちらも忘れずにアピールしていた。

　インストアライブではまた、「荒波」の歌唱指導にも時間を割いて、「一節でもふた節でも覚えて帰ってください」と、インパクトある歌い出しや、最後の「ばかねばかねばかね～」と続く＜ばかね＞の表現の仕方もわかりやすく解説していた。

　全国をキャンペーンで駆け巡る忙しさ。大阪でのキャンペーンを終えて、きょう４月２日は、テレビ愛知などで放映されているレギュラー番組「玉ちゃんのいきいき青春歌謡塾」の収録に臨む。
　そして６月13日には、名古屋市内のメルパルク名古屋でディナーショーを催す。昼夜２回公演だという。

恵比須堂キャンペーン恒例の記念撮影

［葵かを里　公式ホームページ］
http://wwwb.jnc.ne.jp/aoikawori/
［葵かを里　公式ブログ］
http://blog.oricon.co.jp/aoikawori/