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山内惠介(ビクターエンタテインメント)、大阪でデビュー10周年記念コンサート 「15周年、20周年へと歌い続ける歌い手を目指します」 [コンサート]

◆デビュー10周年を迎えているビクターエンタテインメントの山内惠介が、2010年7月16日、大阪市淀川区のメルバルクホールOSAKAで10周年記念コンサート~あしたへ一歩~を開いた。関西はもちろのこと、出身地の福岡をはじめ北海道、四国など全国から駆け付けたファンの数は1000余人。会場は満員になった。販売枚数が10万枚も間近という最新曲「風蓮湖」など27曲を聴かせてくれた。山内が大阪で開いたコンサートは初めて。

 前作の「恋する街角」で始まったコンサートは、デビュー曲の「霧情」、2枚目のシングル「海峡雨情」など初期のオリジナル曲に加えて、尊敬する歌手、美空ひばりの「みだれ髪」「お島千太郎」、それに石原裕次郎の「夜霧よ今夜も有難う」、江利チエミの「酒場にて」といった昭和の名曲を含む13曲を歌った。

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 休憩をはさんで始まった2部では「のどが絶好調です」と、緊張がほぐれた様子。
 三波春夫の名曲「元禄名槍譜 俵星玄蕃」を山内節で聴かせてくれたほか、森繁久弥の「オホーツクの舟唄(新しれとこ旅情)」、布施明の「霧の摩周湖」といった、これまた昭和を代表する名曲を歌った。
 この間、会場も静まり返って、山内の歌声に聴き入っていた。

 もちろん佐々木小次郎に扮しての「つばめ返し」、そして”絶好調”な「風蓮湖」のオリジナル曲も披露。
 今度は、会場のファンも感極まった様子で、「けいちゃーん」の黄色い声援が飛び、中には立ちあがって踊りだす女性も見られたほどだ。

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 アンコールではアルバム「恋するベスト」からのスペシャルバージョンの「恋する街角」と、アコースティックバージョンの「風蓮湖」を披露。
 山内は「15周年、20周年へと歌い続ける歌い手を目指し、自分の歌が後世に歌い継がれるようにがんばります」と、次の区切りへ向けて決意を語っていた。

◆山内は15歳で作曲家の水森英夫にスカウトされた。17歳で歌手の仲間入りを果たし「トントン拍子でデビューできた」(山内)が、現実は甘くはなかったようだ。
 「デビュー当時はすぐにでもコンサートを開けるように思っていましたが、9年間もかかってしまいました。しかし誠意を持って自分の歌を届けることで、きょうのようなコンサートといった形で帰ってくることがわかりました」

 とくに人情家が多い大阪のファンは、そうした誠意には敏感だ。
 コンサート開催の約1週間前、山内は大阪府内のレコード店10店を巡回する店頭キャンペーンをこなした。
 その時点では、まだチケットも完売ではなかった。行く先々では10周年の晴れ姿を見に来てほしいと訴えかけた。
 店頭ではCDも売れに売れて、用意した商品がなくなってしまった店も出たほどだ。
 もちろん、チケットを買ってくれた人たちも少なくなかったし、ファンからは「会場がいっぱいになると良いね」といった励ましの声もかけてもらったという。

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 大阪で初めて1000人規模の会場でコンサートを開いたことに興奮気味だった山内は「レギュラー番組もなく、しかも故郷でもない大阪で開催することに不安もありましたが、満員になって安心しました」と、胸をなで下ろしていた。

 山内はまた、7月14日、カップリングをデビュー曲の「霧情」に換え、ジャケットも一新したニュー・ヴォーカル・バージョンのシングル「風蓮湖」を年内限定で発売している。
 会場では、それを早速に買い求めるファンの姿が見られた。



[山内惠介公式サイト<惠介チャンネル>]
http://www.mitsui-ag.com/keisuke/
[山内 惠介 @Victor Entertainment]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Information/A015622.html






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pandan

おはようございます。
夏はイベントも多そうですね。
by pandan (2010-07-20 06:33) 

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