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鳴門家寿美若  「寿美若のヤンレー節」発表 もず唱平作詞、三山敏作曲 大阪市内の盆踊り大会 [新曲発表]

鳴門家寿美若2.jpg◆伝承河内音頭のひとつ「ヤンレー節」を歌う鳴門家寿美若 = 写真左 = が、もず唱平作詞、三山敏作曲によるCD「寿美若のヤンレー節/舟唄やんれ」を、浪速のレーベル・シュライカーから発売。2010年7月17日、大阪市住吉区の苅田北小学校で開かれた盆踊り大会で発表した。

 ヤンレー節は、河内音頭のひとつで八尾市植松地区に伝わる河内の郷土民謡。
 今、我々が聴きなれた河内音頭よりもテンポが遅く、しっとりしたメロディ。河内にもこのような文化があったのか、と驚かされる楽曲である。

 40年前に地元の古老から聞き取った鳴門家寿美若が、ヤンレー節河内音頭として盆踊り大会などで披露してきたという。今までに中国で公演したり、東京国立文楽劇場、なんば花月、道頓堀中座、大阪サンケーホール、各地の市民ホールなど全国各地でも公演活動を行って、その普及に努めている。



 もずは、河内音頭通を自認していたが、ヤンレー節の存在は知らなかったという。しかし「不思議な音頭に触れてから、立ちどころに取りつかれてしまった」と言い、その節を取り入れた歌謡曲「舟唄やんれ」を三山とともに作り、門下生である成世昌平に歌わせたほどだ。

鳴門家寿美若1.jpg
右からもず唱平、鳴門家寿美若、成世昌平、三山敏の各氏

 そんな縁もあって、常々、鳴門家寿美若にCD化を働きかけていたが、今回、寿美若からの申し出で実現。浪速の音楽文化を発信するインディーズレーベルのシュライカーから発売された。

 CD発売日の7月17日には、苅田北小学校で午後7時半から開かれた盆踊り大会に、もず唱平、三山敏らも顔を見せて、鳴門家寿美若が櫓の上で同曲を披露した。
 カップリングの「舟唄やんれ」は、かつて成世昌平が歌ったものと同じ曲だ。

 このあと寿美若は、大阪府内各地でCD「寿美若のヤンレー節/舟唄やんれ」の発売キャンペーンを展開することになっている。



[ヤンレー節/半九郎節 河内音頭保存会 鳴門会]
http://www.geocities.jp/supasiomiroku/





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