オルリコ(キングレコード)、「ひぐらしの坂」で鮮烈デビュー 夢は内モンゴルの大草原での馬上ライブ [インタビュー]
◆中国・内モンゴルからやって来たオルリコ = 写真・左 = が歌う母国の民謡「オルティンドゥ」の透き通った、周囲に響きわたるような声に思わずうっとりとさせられてしまった。まるで自分が大草原にでも立っているかのような気分になる。
大阪・十三の恵比須堂えんかjinでのインストアライブで
彼女は、デビュー間もない2010年9月、関西キャンペーンで大阪、神戸などを回った。行く先々で、その「オルティンドゥ」を民族衣装姿で聴かせてくれたのだ。
出演したKOBE流行歌ライブでも、デビュー曲の「ひぐらしの坂」とともに、その美声を披露してくれた。
神戸でのライブでは、最後に出演者全員で恒例になっている「リンゴの唄」を合唱する。
当然、彼女も歌った。
そこで<リンゴの唄は知っていましたか?>と、質問をしてみた。
「知りませんでした。ライブ当日の朝に覚えました」
こんな質問をしたのも理由があった。
彼女が子どもの頃、伝統舞踊家の母親は、単身、日本にやって来ている。
その母親が日本から愛娘のオルリコに送っていたのが、日本の音楽CDなどだった。
日本から届いたCDの中には「ふるさと」「浜辺の歌」「里の秋」など童謡・唱歌や、美空ひばりのカセットテープが入っていた。それは別れて暮らす彼女にとって、母親そのものであった。
大草原の星空の下で、母を想ってCD聴き、それを歌っていたという。その中に「リンゴの唄」は入っていなかったのだ。
◆草原で馬や羊を観客にして歌ううちにいつしか、日本の歌が好きになったという。
彼女が憧れの日本にやって来たのは7年前である。母とひと足早く日本で馬頭琴奏者としてCDデビューをしていた妹のイラナ(ユニバーサルミュージック)を頼ってのことだった。
キングレコードから「「ひぐらしの坂/忘れないで ~time to say goodbye~」でデビューするのは2010年7月21日である。
その間、彼女はピアノや踊りの勉強をしていたが、NHKテレビの紅白歌合戦を観て「私も歌手になりたい」と思うようになり、その思いは年々高まっていったという。
妹に音楽事務所を紹介してもらい歌を聴いてもらったが、結果は「プロの歌手は無理だ」と冷たかった。
でも歌手への想いは募るばかり。練習を繰り返して何度も聴いてもらった。
<諦めたくはない>の思いで挑戦した何度目かに、「生の声はいいけれど、歌唱は良くない。でも、それは勉強すれば、どうにかなるかもしれない」といった返事をもらった。
それからというものオルレコは、歌手を目指しての<本気モード>が加速していく。
念願のデビュー曲「忘れないで」では、イントロ部分の馬頭琴を、歌手への道を開いてくれた妹のイラナが演奏して祝福してくれた。
◆歌の他にも彼女には、隠れた取り柄がある。
内モンゴルの父親が「お前は今でも、チャンピオンになれる、と勧めてくれるのですが...」というモンゴル相撲である。
父親はモンゴル相撲やレスリングのコーチをしている。指導した選手からはオリンピック選手も出ているというほど。
子どもの頃にはオルリコも、男の子と一緒にモンゴル相撲をして遊んでいたといい、その腕前は父親も認めるているようだ。
同じアジアの大歌手、テレサテンが大好きだという。彼女にとって<歌の母>だともいう。
事実、オルリコを<テレサテンの再来>とも言う人もいる。でも、彼女は長淵剛やキム・ヨンジャといった歌手が好きだという。そして「人の心を癒すことができる歌手になる」ことを目指している。
ところで歌手オルリコの夢はなんですか?
「内モンゴルの大草原を舞台に、一面の星空の下、馬に乗って日本のファンと一緒にライブを開くことです」
[オルリコ 公式ブログ - GREE]
http://gree.jp/oruriko
大阪・十三の恵比須堂えんかjinでのインストアライブで
彼女は、デビュー間もない2010年9月、関西キャンペーンで大阪、神戸などを回った。行く先々で、その「オルティンドゥ」を民族衣装姿で聴かせてくれたのだ。
出演したKOBE流行歌ライブでも、デビュー曲の「ひぐらしの坂」とともに、その美声を披露してくれた。
神戸でのライブでは、最後に出演者全員で恒例になっている「リンゴの唄」を合唱する。
当然、彼女も歌った。
そこで<リンゴの唄は知っていましたか?>と、質問をしてみた。
「知りませんでした。ライブ当日の朝に覚えました」
こんな質問をしたのも理由があった。
彼女が子どもの頃、伝統舞踊家の母親は、単身、日本にやって来ている。
その母親が日本から愛娘のオルリコに送っていたのが、日本の音楽CDなどだった。
日本から届いたCDの中には「ふるさと」「浜辺の歌」「里の秋」など童謡・唱歌や、美空ひばりのカセットテープが入っていた。それは別れて暮らす彼女にとって、母親そのものであった。
大草原の星空の下で、母を想ってCD聴き、それを歌っていたという。その中に「リンゴの唄」は入っていなかったのだ。
◆草原で馬や羊を観客にして歌ううちにいつしか、日本の歌が好きになったという。
彼女が憧れの日本にやって来たのは7年前である。母とひと足早く日本で馬頭琴奏者としてCDデビューをしていた妹のイラナ(ユニバーサルミュージック)を頼ってのことだった。
キングレコードから「「ひぐらしの坂/忘れないで ~time to say goodbye~」でデビューするのは2010年7月21日である。
その間、彼女はピアノや踊りの勉強をしていたが、NHKテレビの紅白歌合戦を観て「私も歌手になりたい」と思うようになり、その思いは年々高まっていったという。
妹に音楽事務所を紹介してもらい歌を聴いてもらったが、結果は「プロの歌手は無理だ」と冷たかった。
でも歌手への想いは募るばかり。練習を繰り返して何度も聴いてもらった。
<諦めたくはない>の思いで挑戦した何度目かに、「生の声はいいけれど、歌唱は良くない。でも、それは勉強すれば、どうにかなるかもしれない」といった返事をもらった。
それからというものオルレコは、歌手を目指しての<本気モード>が加速していく。
念願のデビュー曲「忘れないで」では、イントロ部分の馬頭琴を、歌手への道を開いてくれた妹のイラナが演奏して祝福してくれた。
◆歌の他にも彼女には、隠れた取り柄がある。
内モンゴルの父親が「お前は今でも、チャンピオンになれる、と勧めてくれるのですが...」というモンゴル相撲である。
父親はモンゴル相撲やレスリングのコーチをしている。指導した選手からはオリンピック選手も出ているというほど。
子どもの頃にはオルリコも、男の子と一緒にモンゴル相撲をして遊んでいたといい、その腕前は父親も認めるているようだ。
同じアジアの大歌手、テレサテンが大好きだという。彼女にとって<歌の母>だともいう。
事実、オルリコを<テレサテンの再来>とも言う人もいる。でも、彼女は長淵剛やキム・ヨンジャといった歌手が好きだという。そして「人の心を癒すことができる歌手になる」ことを目指している。
ところで歌手オルリコの夢はなんですか?
「内モンゴルの大草原を舞台に、一面の星空の下、馬に乗って日本のファンと一緒にライブを開くことです」
[オルリコ 公式ブログ - GREE]
http://gree.jp/oruriko
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