SSブログ

島津悦子(キングレコード)、兵庫・尼崎でアコースティックライブ 新曲「涙の河」や「ろくでなし」など名曲のカバーも披露 [ライブ]

島津3.jpg◆8月に新曲「涙の河」を発売し、10月6日にはアコースティックアルバム「ナチュラル」を出したばかりの島津悦子 = 写真・左 = が、2010年10月15日、兵庫県尼崎市のアルカイックホール・オクトで「ライブ2010 VolumeⅢ スペシャルバージョン」を開き、全17曲を歌った。

 島津は鹿児島県が出身地とあって、関西の鹿児島県人会のメンバーなど約500人が詰めかけた。






 島津は20人による大正琴のバック演奏で歌を披露したほか、ギターとバイオリン、ピアノの演奏による「ナチュラル」の収録曲を歌った。最後はステージでの踊りと会場の手拍子を交えて、お馴染みの「焼酎天国Ⅱ」で盛り上げ、観客を楽しませていた。



島津ナチュラル.jpg 今年でデビュー23年目という島津。ホールコンサートは何度も開いているが、ライブは初めて。
 「お客様を身近に感じながら、自分も自然体で歌えるライブを開いてみたい、とずっと考えていました」
 自らの企画によるもので、ライブの2部ではギターとバイオリン、ピアノの演奏によるアコースティックスタイルで、「恋人よ」「ラストダンスは私に」「ろくでなし」「愛の讃歌」、それに美空ひばりの「愛燦燦」「悲しい酒」をカバーした。


アルバム「ナチュラル」をアピールする島津





 すでにライブ公演を終えている東京、名古屋でも、このアコースティックなライブが好評だったという。それを受けて発売されたのが名曲カバー集の「ナチュラル」。演歌歌手の島津悦子とは違った、新たな一面を感じ取ることができる。

島津アコースティック.jpg
島津美人歌手.jpg


 友弦会のメンバーによる大正琴の演奏で始まったライブでは、随所に鹿児島弁が飛び出した。「おやっとさあ(お疲れ様)」と登場した島津は、観客とも薩摩言葉で会話する場面が数多く見られた。
 ライブの1部ではオリジナル曲を披露。デビュー曲の「しのび宿」に続いて、デビュー20周年の記念曲「おんなの日本海」、坂本龍馬が常宿にしていた京都・伏見の寺田屋の女将を歌った「お登勢」、前作の「彩花」などを歌唱した。

島津踊り.jpg
島津.jpg


◆ラストの3部は島津が客席に降りて、1人ひとりと握手しながら「鴎のブルース」の歌唱で始まった。次に歌ったのが新曲「涙の河」とカップリングの「鹿児島(かごんま)の恋」。
 「涙の河」は、今年5月17日に死去した作詞家の吉岡治氏が、亡くなる3週間前に書き上げた命のメッセージに、ヒットメーカー弦哲也さんがメロディーを付けた作品。「鹿児島(かごんま)の恋」(作詞・吉岡治、作曲・石田光輝)は、日本作曲家協会が実施したソングコンテスト2010のグランプリ曲。

 その故吉岡氏について島津は「私はきつく教えてもらうのが好きなタイプ。なのに先生が亡くなられてどうしようもなく寂しいですが、最後に作品を書いていただいて幸せ者です。先生の命のメッセージと思って、大切に歌い継いでいきます」と、決意を新たにしていた。

島津焼酎1.jpg
島津焼酎2.jpg


 ライブの最後を飾ったの曲は「焼酎天国Ⅱ」。関西鹿児島県人会総連合会の女性会員などによる踊りとともに、島津はステージを跳ねるように笑顔いっぱいに歌った。
 鹿児島県人にとっては<国歌のようなもの>とも言われている曲だけに、客席も全員が手拍子でリズムを取るなどしていた。





[島津悦子公式ホームページ]
http://www.shimazu-etsuko.net/


nice!(42)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 42

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。