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KYOTOインディーズ音都(ネット)、初のインディーズアーティストによるライブ 京都の今の音楽を聴いて [ライブ]

◆店頭で売れるインディーズアーティストを発掘しようと京都府レコード商協同組合(代表理事・清水英司清水屋社長)が、2010年10月17日、京都市中京区のライブハウス京都ミューズで、京都を中心に活動するインディーズアーティスト6組による初のライブ「KYOTOインディーズ音都ライブ”ほにゃララァ~♪ の秋”」 = 写真・下 = を開いた。

KYOTOインディーズ音都(ネット).jpg

 同協組が京都で活動するアーティストやライブハウスに呼び掛けて2年前から、京都の音楽を活性化させる事業<KYOTOインディーズ音都>を展開している。ライブは、その活動の一環として催された。

 インディーズ音都に参加する組合店は、ライブハウスが推薦するCDを売り場の最もいい場所で販売している。当初、11店舗の参加で始まったが、今は15店舗にまで拡大。現在は第4クールに入っており、1クール100枚のCDが売れるまでになっているという。

 この日、ライブに先立ってあいさつした清水代表理事は「このイベントは京都の音楽シーンの活性化を目指したもので、全国初の試みです。京都の今の音楽を楽しんでもらいたい」と、意気込みの強さを見せた。
 また京都が観光都市であることにふれて「年間5000万人以上が国内外から訪れているが、その多くは今の京都や日本の音楽を求める傾向が強く、<KYOTOインディーズ音都>の活動は、それに応えるものでもあります」と話した。


KYOTOインディーズ音都ライブ.jpg◆ライブに出演したのは、ライブハウスから推薦された約50組のアーティストの中から、店頭でのCD購入率が高かった4組と、ライブハウス推薦の1組、組合推薦の1組の計6組。いずれもオリジナル曲を中心に披露した。

 個性たっぷりのアーティストばかりだった。
 アニメ映像とのコラボ演奏を見せてくれた世界のようなハードなロックから、吉田省念と三日月スープのように少しコミカルなアコースティックバンド、さらに不思議な雰囲気がいっぱいのLlama、パワフルなステージで月間8本のライブをこなすという安田太。

 女性はソロでの出演。将来は滝の前で自然と一体なったライブをしたいというテチチ、20歳になったばかりで京都市内の女子大生でもある松尾優。

 ライブは午後4時半に始まり、終わったのは9時過ぎという4時間半あまりにわたる長丁場だった。


写真(出演順)=テチチ、吉田省念と三日月スープ、安田太、Llama、松尾優、世界











 会場を訪れたバップの大田敏彦営業部長は、毎月全国のライブハウス巡りをしてアーティストとの出会いを楽しんでいるが、この日のライブを見て「すぐにメジャーというのは難しいかもしれませんが、個性的なアーティストが多くこれからに期待したい」と、迫力あるライブと京都らしい個性的な演奏に圧倒されていたようだ。

 また同協組副理事長の木村清昭ディスクハウスOZ社長は「きょうのライブを見て2年間の活動が間違いでなかったことを感じました」と話し、近く第2回目のライブを開催することも明らかにした。



[KYOTOインディーズ音都(ネット)]
http://www.music-kyoto.com/indies/



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