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小桜舞子(テイチクエンタテインメント)、デビュー10周年に歌う新曲「こころ川」 初めての艶歌 [インタビュー]

小桜3.jpg小桜舞子 = 写真・左 = が新曲「こころ川」を7月に出した。前作「母娘じょんがら」から、ガラッと変わって今度は恋の逃避行を歌っている。しかし歌詞には暗さはなく、必ず2人は一緒になれることを誓い合い、春を夢見る女性を歌っている。彼女にとっては、初めての艶歌だという。








 新曲の反応は。
 「このタイプの歌は初めてで、上手く歌えるか、お客さんの反応はどうかなどを心配していましたが、それも取り越し苦労でした」
 そのためか「歌っていると背筋が伸びるようです」とも。
 この種の歌には付きもののジメジメとした暗さはなく、むしろ希望を感じられる歌になっている。小桜のイメージには、これがピッタリと合っているようだ。

 そんなこともあってか、小桜は「歌っている表情が良くなったようで」という。
 さらに「歌に登場するような、ぐいぐいと引っ張ってくれる男性には憧れますね」と、話してくれた。
 背筋が伸びる訳がわかるような気がした。

小桜2.jpg 小桜は、今年、デビュー10周年を迎えている。

 フリーアナウンサーの牛尾淳は<デビューシングルCDのジャケット写真の顔と変わっていませんね>と、若々しさをほめていたが、本人も「まだ2、3年しか経っていない感じです。10年はあっという間に来てしまって、実感がわかないですね」という。






 しかし10年のキャリアは、小桜を歌うことを楽しむ余裕ができるまでに育てた。お客との対話にもゆとりもできている。関西では聴く人の反応がダイレクトに返ってくるが、それにも十分に楽しめるまでに成長している。

 10月には大阪と神戸で開かれた流行歌ライブに、3年ぶりに出演した。
 神戸の会場は、ステージと客席が近いこともあって、お客はステージでの小桜の話にもすぐにリアクションがある。そんなライブ感覚が気に入っている。
 今年から再び、関西でのキャンペーンに力を入れる。流行歌ライブに続いて10月31日には、神戸市のホームズスタジアム神戸(ウイングスタジアム)のメインスタンドで行われた「第2回演歌まつり」にも出演した。

小桜1.jpg
デビュー10周年を迎えた小桜舞子

◆「今年はうれしいことがいっぱいでした」と、振り返る小桜。
 そのひとつが、靖国神社で歌う機会を得られたということだった。
 靖国神社能楽堂で開かれた「第64回御霊祭り奉納歌謡祭」に出演した。初めての”舞台”に重ねて、ペギー葉山、三浦光一、大津美子、神楽坂浮子など錚々たる顔ぶれの出演者に交じって歌うとあって、緊張の連続だったという。

 彼女は二葉百合子の代役として「九段の母」を歌ったが、出番の直前までMP3プレーヤーで歌を繰り返し聴き、歌詞を間違えないようにと練習したというほど。
 「戦争を体験された人たちが歌ったり、耳にしてきた歌を、これからも歌い継いでいきたい、と感じさせられる良い機会でした」

小桜舞子 ゴールデンベストアルバム.jpg テイチクの大先輩、島津亜矢が歌うような台詞入りの歌に憧れていたが、9月に発売した「小桜舞子ゴールデンベストアルバム」(16曲) = 写真・右 = では、それを歌っている。赤穂浪士四十七士の1人、堀部安兵衛と妻のお幸との夫婦愛を歌った「堀部安兵衛の妻」である。
 作詞は故木下龍太郎が担当したもので、「大好きな歌のひとつなっています」という。





 11月28日に東京都内の浅草公会堂でデビュー10周年の記念コンサートを開催するほか、12月3日には綾小路きみまろが主演のNHK・BSの「ごきげん歌謡笑劇団」に出演するなど、大きな仕事が待ち受けている。
 ごきげん歌謡ショーでは、林与一の弟である林啓二と<婦系図>を共演することになっているという。



[小桜舞子]
http://www.kozakuramaiko.com/index.html


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