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カレン(ビクターエンタテインメント)、セカンドアルバム「カレンの<演歌がいっぱい 2 >」をリリース パンチが利いたカレン節 [インタビュー]

カレン2.jpg◆2010年10月でデビューして1年が過ぎたカレンが、10月20日、セカンドアルバム「カレンの<演歌がいっぱい 2 >」をリリースしている。欧陽菲菲の「雨の御堂筋」など昭和の名曲6曲をカバーし、オリジナル曲も「螢の娘」「女からっ風」の2曲を収録した。

 アルバムに<カレンが歌うと、演歌はこうなります>とあるようにに、懐かしい「雨の御堂筋」をはじめ藤圭子の「京都から博多まで」などを、いずれもパンチの利いたカレン節で歌っている。女子高生とは思えない堂々たる歌いっぷりである。

デビュー2枚目のシングル「蛍の娘」はカレン自身を歌った曲

 同時に収録されているオリジナル曲の「螢の娘」は、カレン自身を歌ったデビュー2枚目のシングルだ。カレンを知るには、これを聴かなくては始まらないだろう。
 「私にズバリの歌詞でした。曲は詞よりも先に出来あがっていたんですが、曲調も挿入されている台詞も現代的で、ポップスでもいけそうな内容でした」
 カップリングの「女からっ風」では津軽三味線も入れている。遊び心を盛り込んだ曲だ。

初めて買ったのは「津軽海峡冬景色」

 現役の女子高生演歌歌手カレンは、2歳のころからステレオに耳を当てて演歌やJ-POPを聴いていたという。小学1年の時に、初めてお年玉で「津軽海峡冬景色」のカセットテープを買って、徐々に演歌に取りつかれていく。演歌歌手を意識しだしたのは小学3年のころだった。
 同世代の間では今はやはりJ-POPが主流だ。カレン自身も普段は、携帯電話やiPodで洋楽を聴くことが多い。それでも彼女の演歌を聴いて友人たちは「ひとつの音楽として受け止めてくれているし、興味を持ってくれるようになった人たちも多い」と、周囲では変化も見られる。

 デビュー前、カレンは各地の路上ライブなどで自主制作CDを売ってきた。
 大阪でも梅田や京橋、大阪城公演などで歌った。<1000枚を売り切ったらメジャーデビュー>という約束を信じて、共感してくれた同世代の人たちなどに1枚1枚売った。年代を問わずに、ファン層は広がっていった。
 パンチある歌唱は、こうした中から生まれていった。

母親譲りの演歌歌手

 カレンの母親はかつてインディーズの演歌歌手として、関東各地の健康ランドなどを回って歌っていた。カレンは小学1年から中学1年頃まで、母親に付いて会場で照明係やCDの販売を手伝っていたという。
 ステージがない日もキャンペーンで家を空けることが多かった母に代わって、カレンは弟妹のめんどうも見た。
 「ステージのそでから見る輝いている母親は大好きだったが、仕事で家に帰ってこない母親は大嫌いだった」
 その気持ちが「螢の娘」で素直に歌われている。


 大好きで大嫌いな母親から学んだことも少なくない。
 「記憶の中にある母のステージングは今でもいい勉強になります。それに私に決して弱いところを見せたことがなかった芯の強さですね」
 <たとえお客さんが1人でも笑顔を絶やしてはいけない>と言って教えてくれた、その言葉も今、キャンペーンで全国を駆け巡るカレンの励ましになっているようだ。

カレン1.jpg
お気に入りのバッグを手にするカレン

 そんなカレンも、ひとりの女子高生だ。
 兵庫県西宮市のショッピングセンター「ららぽーと甲子園」で、1年前に買ったという愛用のバックを「大阪っぽい派手さがお気に入り」と、愛用している。

 これからの夢は?
 「日本舞踊やダンス、お芝居などを取り入れて、新しい形の座長公演をやってみたいですね。それから今、歌手業を休止してい母と健康ランドで一緒に歌えるといいですね」

 大阪では毎週日曜日、午後8時45分から9時まで、ラジオ大阪OBCで「カレンの一人喋り<カレンのオカメ日記>」に出演していることもあって、収録を兼ねて大阪へは毎月やって来ている。

 11月21日には、午後1時から大阪・十三の恵比須堂本店(最寄駅:阪急十三駅)と、同4時からは神戸市灘区のCDショップベスト(最寄駅:JR六甲道)でインストアライブを行う。



[カレンのオカメ日記]
http://ameblo.jp/karen-nikki/




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