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恵比須堂Weekly Chart  水森かおり「松島紀行」が演歌トップ 2011/2/21~/27 [ヒットチャート]

◆[恵比須堂 えんかヒットチャート(全店ランキング)]
夏木綾子 雪花挽歌.jpg 相変わらず演歌のキーワードとして続出するのは「男」「女」「雨」「なみだ」。そして破れた恋を忘れに旅立つのは「北」である。そう「北」も大切なキーワードになっている。

 夏木綾子「雪花挽歌」(本店10位)も「北」が舞台だ。寒い土地が辛い気持を癒すのに適しているのだろうか。痛い口内炎が出来た時、患部をそっと噛んでみることがあるが、それんな気分なんだろうか? と夏木さんに尋ねたら「それは違うでしょう」といった顔をされてしまった。時折、話の腰を折ってしまう(そ)である。

 確かに辛い身を南国に持っていくと、周囲の誰もが楽しそうな顔をしているだけに、やはり一層悲しみが増してくる。尾崎放哉の句に「咳をしても一人」という作品がある。人ごみの中で咳をすると、孤独感が人一倍に増してくるという寂しさを表現している。
 やはり失恋の痛手を癒すには、北の果てへ行くしかないのだ。(そ)


水森かおり 松島紀行.jpg

① 水森かおり 「松島紀行」
② 森進一 「八甲田」
③ 山﨑悌史 「男と女-東京25時-」
④ 小倉新二 「焼酎ルンバ」
⑤ 香田晋 「修善寺しぐれ」
⑥ 天童よしみ 「ふたりの船唄」
⑦ 浅田あつこ 「恋するだるま」
⑧ 真木柚布子 「あかね空」
⑨ 秋元順子 「その花は~変わらぬ愛~」
⑩ 多岐川舞子 「雨のたずね人」
⑪ 角川博 「春の雪」
⑫ 五条哲也 「北へ流れて」
⑬ 川崎修二 「おまえを抱いて」
⑭ 長山洋子 「博多山笠女節」
⑮ 北山たけし 「男のなみだ雨」
⑯ 氷川きよし 「あの娘と野菊と渡し舟」
⑰ 川中美幸 「長崎の雨」
⑱ 北島三郎 「男の人生」
⑲ 真咲よう子 「ひるがの恋歌」
⑳ 松島進一郎 「心杖」



◆[恵比須堂本店の生駒幹人さんのワンポイントコメント]

生駒幹人.jpg 第83回アカデミー賞の発表が2月28日にありました。主だったところは概ね予想通りといった感じでした。

 音楽ファンとしては「主題歌賞」に関心をいだいてましたが、こちらも“やはり”といった感じで、ランディ・ニューマンの「僕らはひとつ」(映画「トイ・ストーリー3」)でした。
 「If I Did't Hate You」(映画「モンスターズ・インク」)以来2度目のオスカー受賞です。


ランディ・ニューマン.jpg ランディ・ニューマン = 写真・右 = というと日本では知名度が低いですが、叔父は映画音楽の巨匠アルフレッド・ニューマン。
 シンガーソング・ライターとしてデビューするもなかなかヒットに恵まれず、1977年に「ショート・ピープル」の大ヒットでアメリカでブレイク。
 辛辣さと優しさを備えた歌詞と独特の歌声で一部からは大きな評価を受けますが、その後はパッとしませんでした。
 しかし、その後は映画音楽の仕事が増え、「レナードの朝」や「わが心のボルチモア」などのスコアを担当しました。

 最近はディズニー映画作品を多く手がけるようになり、アカデミー・ノミネートは16回を数える実力派です。
 そのランディ・ニューマンも今年67歳。日本でも早く大きな評価を受けてほしいものです。



<アルバムTOP10>

aiko まとめⅠ.jpg

① aiko 「まとめⅠ」
② aiko 「まとめⅡ」
③ 桑田佳祐 「MUSIC MAN」
④ まきちゃんぐ 「ワタシノウタ」
⑤ シド 「dead stock」
⑥ 少女時代 「HOOT」
⑦ ゆず 「2-NI-」
⑧ BEGIN 「BEGIN シングル大全集 特別盤」
⑨ YU-A 「2 Girls」
⑩ 古内東子 「透明」

 これまでデビューしてから13年間、ベスト・アルバムをリリースせず、最もベスト・アルバムが待たれていたaikoのベスト・アルバム2枚が今週の1位と2位を独占しました。

 3位は食道ガンを克服し、紅白で高らかに復活を遂げた桑田佳祐の9年ぶりのアルバム。
相変わらずの桑田節は健在で、待ったファンにも満足できるアルバムに仕上がっています。
 大阪にゆかりのワードが織り込まれた「OSAKA LADY BLUES」なんて曲も収録されており、
大阪公演では盛り上がりそうです。


<シングルTOP10>

① 嵐 「Lotus」
② BUMP OF CHICKEN 「友達の唄」
③ AKB48 「桜の木になろう」
④ サーターアンダギー 「卒業」
⑤ ふくい舞 「いくたびの桜」
⑥ JAMOSA 「何かひとつfeat.JAY'ED&若旦那」
⑦ スガシカオ 「約束」
⑧ ℃-ute 「kiss me 愛してる」
⑨ Every Little Thing 「STAR」
⑩ Every Little Thing 「MOON」

 今週のTOPは相葉雅紀主演のドラマ「バーテンダー」の主題歌にもなっている2011年第一弾となるの新曲。
 今年も嵐の勢いは衰えを知らずの感じのスタートです。

 6位のJAMOSAもドラマ「美咲ナンバーワン」の主題歌。
 2006年メジャー・デビューと意外に活動歴は長く、これまでにMiss Mondayやm-floなどのフューチャリング・アーチストとしても活躍しています。
 なんでも10歳の時にマイケル・ジャクソンの来日公演でキッズ・コーラスとして参加したことのある経歴の持ち主だそうです。
 この曲でブレイクとなるか?楽しみです。



[恵比須堂  歌とサイン会の予定]

3月
5日(土曜日)午後1時半 佐々木新一 今福店
6日(日曜日)午後1時 大谷龍一郎 本店えんかjin
15日(火曜日)午後5時 山本あき 本店えんかjin
16日(水曜日)午後4時 平川幸男(秋岡秀治の父親) 本店えんかjin
17日(木曜日)午後5時 池田輝郎 本店えんかjin
19日(土曜日)午後1時半 多岐川舞子(予定) 今福店
26日(土曜日)午後1時半 大沢桃子 今福店
26日(土曜日)午後4時 大沢桃子 本店えんかjin
27日(日曜日)午後1時半 三山ひろし 今福店
27日(日曜日)午後4時 三山ひろし 本店えんかjin

4月
14日(木曜日)午後1時半 森若里子 今福店
14日(木曜日)午後4時 森若里子 本店えんかjin
21日(木曜日)午後5時 永井裕子 本店えんかjin
23日(土曜日)午後1時半 花咲ゆき美 今福店
23日(土曜日)午後4時 花咲ゆき美 本店えんかjin
28日(木曜日)午後5時 真木柚布子 本店えんかjin

5月
23日(月曜日)午後4時 山口ひろみ 本店えんかjin


[恵比須堂]
http://www.ebisudo.net/




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コメント 1

pandan

aikoさんのアルバム〜良かったですよ〜
by pandan (2011-03-06 05:26) 

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