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浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、新曲「恋するだるま」 恋するふたりをダルマになぞらえて歌う [インタビュー]

浅田あつこ3.jpg◆新曲は<だるま>が主人公? いや、なかなか「好き」と告白をしてくれない男性をだるまになぞらえているのである。浅田あつこ= 写真・左 = 2011年2月2日に発売した「恋するだるま」。恋の駆け引き真っ最中の男女を、まるでにらめっこにたとえて軽快なリズムで表現する。「結局、ふたりは結ばれるんでしょうね」と浅田。だから、明るく屈託のない彼女にピッタリな曲のように思える。




真赤なドレスにヒットへの意欲を託す浅田





 まるでだるまのように真赤なドレスで歌う。
 浅田はこの楽曲をもらって、初めて振付師に振付を作ってもらったという。
 今までの振付は、すべて自分流だったという。
 「同じ歌詞でも、プロの先生に作ってもらった振付だと、女性の愛らしさや初恋の不安な気持ちが倍増されますね」





 この歌、前作の「見返り橋まで」(作詞・喜多條忠、作曲・大谷明裕、編曲・若草恵)までの浅田とは、少し違うことに気が付く。
 最後の ♪ にらめっこしましょ ~ 惚れたら負けよ あっぷっぷ ~ は、ノリが良いが、いざ歌うとなるとかなり難しいところだ。
 あまり演歌にはなかったフレーズでもある。決して新しくないだるまだけれど、少々、モダンさを感じさせてもくれる。
 そこを彼女は小気味よく歌って、恋の楽しさを伝えてくれる。

 実はこの曲から担当ディレクターが藤田武浩氏に代わって、彼女の大改造が始まっているのだという。

 カップリングでは坂本スミ子の1967(昭和42)年のヒット曲「たそがれの御堂筋」をカバーする。曲のテンポは当時よりも少しゆっくりだが、そこがまた浅田らしさを感じさせるようだ。
 この選曲も藤田氏の改造計画のひとつだという。
 浅田が藤田氏から聞いた話によると「この楽曲を歌わせたい歌手だった」という。
 先輩歌手のヒット曲を歌って、自分のイメージと違うと言われないか―といった戸惑いもあったようだが、そこは割り切った。

 今後のどのように変わっていくのだろう楽しみである。

浅田あつこ1.jpg浅田あつこ2.jpg














恋の駆け引きをだるまにたとえて歌うニューバージョンの浅田

◆大阪府羽曳野市の出身。1994年に大阪が舞台の「想い花」でデビューして、今年で17年。「あっちゃん」の呼び名で親しまれており、関西を中心に活動をしている。
 「赤はエルギッシュな色で、今年はこのだるまパワーで頑張ります」と、1年間じっくりと歌っていく構えだ。

 料理が大好きだという。
 食材にはこだわっている。
 「良い食材は、ちゃんと料理してあげることが一番」と浅田。
 地方へキャンペーンに出かけても、車のトランクいっぱいに野菜を買ってしまうほどだ。

 「だるまは皆に可愛がってもらえるし、縁起がいいんですよ」と笑顔で話すなど、インタビューの間、彼女は終始、にこやかで元気がいい。
 それならば、と質問した。
 年末の紅白歌合戦紅組のメンバーに最適な楽曲と衣装のようですが?
 「そんなことは...」
 少し恥ずかしそうだった。



[浅田あつこ オフィシャルサイト]
http://www.anchi.tv/top.html




範は歴史にあり

範は歴史にあり

  • 作者: 橋本 五郎
  • 出版社/メーカー: 藤原書店
  • 発売日: 2010/01/26
  • メディア: 単行本




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