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東日本大震災復興支援チャリティーコンサートに浅田あつこ、水木ケイ、渡辺要が歌う 大阪・十三、恵比須堂本店が主催 [コンサート]

◆被災地に届ける復興の歌声―。
 大阪・十三のCDショップ恵比須堂本店が、2011年4月10日、東日本大震災で被害を受けた人たちの復興に役立ててもらおうと「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」を、大阪市北区のライブハウス・Black&Whiteで開いた。タレントの立原啓裕が飛び入り出演し、出演者のサイン入り色紙のチャリティーオークションなどで会場を盛り上げた。


 同店の呼び掛けに賛同した歌手、浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、水木ケイ(よしもとアール・アンド・シー)、渡辺要(日本クラウン)の3人が出演した。


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元気出す赤色のドレスで支援を呼びかける浅田あつこ

 観客からの<あっちゃ~ん>の呼び声とともに、真赤なドレスで登場した浅田あつこ
 「歌の力が被災地へ届くように!」と、新曲の「恋するだるま」、カップリングの「たそがれの御堂筋」をはじめ「浪花恋歌」「見返り橋まで」「紅い川」「河内おとこ節」「恋待花」の7曲を歌った。

 3.11の大震災の日、埼玉から東京へ戻る電車に乗っていたという浅田は、急停車した列車を降りて次の駅まで歩き、約8時間半をかけてタクシーで都内まで帰ったという。
 「止まっている電車の中でラジオから<岩手がひどいことになっている>と聞いて、大変なことが起ったと思いました」

 また集まったファンに、5月にNHK・BSで放送される「BS日本のうた」を4月14日に収録することを報告。石川さゆりの曲を歌うので、それを目下練習中だと話していた。



水木.jpg 水木ケイは「千日前ラプソディー」「あれから三年たちました」「最終列車で翔んでくわ」に続いて、松原のぶえが歌った明日に向かって頑張る応援歌「演歌道」、祖父から教わった藤山一郎の「丘は花盛り」、そしてドリームズ・カム・トゥルーの「未来予想図」、元気いっぱいに前作の「恋のドンパン節」、最新曲の「お別れ出船」の8曲を歌った。



 水木は5歳の時、阪神淡路大震災を経験している。
 今回の被害はそれをはるかに上回る。
 「吉本興業の先輩から、こんな辛い時やからこそ泣くな。自分が今、やるべきことを一生懸命やれ、と言われました」

元気いっぱいの水木ケイ(右)



 22歳の誕生日の5月19日には大阪・京橋の京橋花月で「水木ケイの歌声喫茶」を催す。吉本興業の友近、島田珠代らが友情出演するという。


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人々を支える演歌を歌う渡辺要

 中村美律子からプレゼントされたという着物を来て出演した渡辺要は、最新曲の「人生男節」、そのカップリング「うらまち川」に続いて「大間崎漁歌」「望郷みれん」「讃岐の女」「女のちぎり」「浪花仕込み」、それにアルバム収録曲から「兄弟船」「終着駅は始発駅」などを歌った。

 震災後、渡辺は「辛い、歌いたくない―と思っていたら、10日間も声が出なくなってしまった。予定していた仕事先にはお詫びを言って回った。病院は9か所も行ったが原因は不明でした」といった非常事態に陥ったという。

 渡辺の宮城県後援会会長も被害に遭った1人。身近な人たちが被災しているだけに、今回の地震は決して他人事ではない。
 「音楽は楽しむものだが、演歌は人を支えるもの―と聞かされた」
 全国の後援会長に被災地への支援も呼びかけている。

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応援に駆け付けた立原啓介(左)


 出演者たちは客席の1人ひとりと握手をしながら「歌うことで皆に元気になってほしい」と、心を込めて歌っていた。また、この日の入場料とCDなどの売上金の一部は日本赤十字社を通じて、被災地へ届けられることになっている。



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