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三山ひろし(日本クラウン) デビュー第3弾は「ダンチョネ港町」 初の男唄 演歌と言えば三山ひろし―を目指す [インタビュー]

三山ひろし.jpg三山ひろし = 写真・左 = は、数々の歌謡コンテストやカラオケ大会でトップの成績を収め、2007(平成19)年7月の「日本クラウン創立45周年新人オーディション」決勝大会で準グランプリを受賞して、09(平成21)年6月に日本クラウンから「人恋酒場」でデビューし演歌界期待の新人である。今年3月2日には、男の悲哀を歌ったデビュー第3弾のシングル「ダンチョネ港町」を発売している。









 「演歌と言えば三山ひろし―と言われる歌手を目指してがんばります」
 3月に関西キャンペーンを行った時、三山はたくさんのファンを前にして、そう宣言した。
 大阪市城東区のイズミヤ今福店にある恵比須堂今福店で行った店頭キャンペーンでは、500人もの人たちが集まり、用意していたCDや色紙が足らなくなるといった具合だったという。引き続いての同本店えんかjinでも店内をあふれ出して聴衆は店前の通りを埋め尽くすほどだった。

 これだけの熱い支持をもらう三山の歌は、演歌ファンの多くを占める昭和世代が馴染んできた昭和メロディーのにおいがするからのようだ。
 オリジナル曲とともに歌う「憧れのハワイ航路」や「赤いランプの終列車」などは、聴く人を青春時代にタイムスリップさせてくれる。それが溜まらないのだろう。





 3作目の「ダンチョネ港町」は、前2作の「人恋酒場」「酔待ち酒場」と趣きをガラッと変えて、マイナー調の男唄に挑戦している。彼の声は<ビタミンボイス>と呼ばれている。心に響き、温もりある声だからだ、というのが“語源”だそうだ。
 この曲でもそれは響き渡っており、昭和歌謡の香りを全編に漂わせている。

 この曲を作曲した中村典正は三山の師匠にあたる。
 デビュー前から厳しい修業を積んできた。

 「先生は自分の声を良く知ってくれていて、それとベストマッチした作品ができたものと思っています。いい曲をもらったと思っています」
 「そんな楽曲を心を込めて歌うのが、演歌歌手として生き残っていくことになるでしょう。それにいろんな人たちに買ってもらっているCD1枚1枚の積み重ねの大切さ、相手があっての自分であること、それを忘れてはいけないことでしょうね」

 デビュー3年の新人とは思えない、いごっそうらしい厳しい目で三山はそう語った。

三山ひろし2.jpg



◆高知県南国市出身である。
 地元高知のテレビ局、さんさんテレビで毎月第一日曜日に放送中の「SUNSUN元気屋本舗」では、レギュラー出演している。番組で県内各地を旅して歩く「三山ひろしのジモ旅」は、人気コーナーになっているという。またRKCラジオ(高知放送)では、「三山ひろしの演歌の夜明け」にも出演する。
 まさに高知でも人気の高さをうかがわせる1面である。

 こうした番組の収録でしばしば高知へは帰っているものの、なかなか実家までは難しいようだ。東京へ帰る日、母親たちと高知空港の喫茶店で2、30分間、話をするのが精一杯だとか。
 それでも帰って高知の海を目にするたびに、うれしくなり元気が出るのが、三山ひろしの声の原点なのかもしれない。



[三山ひろし 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/miyama/whats.html
[三山ひろし公式サイト]
http://www014.upp.so-net.ne.jp/miyama-hiroshi/




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pandan

GWはいろいろイベントがありそうですね。
by pandan (2011-04-30 06:50) 

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