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WOWOW、10月から<第2の創業> 「新しい出会い」を届ける 和崎信哉社長が語る [テレビ放送]

WOWOW和崎信哉社長は、2011年10月のハイビジョン・3チャンネル化を第2創業として新ブランドを制定するのに伴って、このほど大阪市内で記者会見して11年度の放送の指針について語った。また3・11の東日本大震災では、被災地の視聴料を免除したり、13カ所の避難所に13台のテレビを設置して、テレビ放送が観られるようにしてきた。震災から1ヵ月余りが過ぎて「エンターテイメントテレビ局として、できること、やるべきことを確信した」と、第2創業へ向けてのチャンネル作りに意欲を示した。

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第2創業へ向けての決意を話す和崎社長

 まず和崎社長は「第2創業を機に、もう一度ゼロから出発したい」と話した。
 そこから「新しい世界や価値観との出会いは、生きていくことの幸せそのものです」などの新ブランドコンセプト、さらには新コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。WOWOW」が生まれた。
 そしてブランドロゴも一新した。


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WOWOWの新ロゴ


 3チャネル化での番組編成の目玉は「WOWOWシネマ」「WOWOWライブ」「WOWOWプライム」の3つだ。
 シネマは1年間に日本、欧米を中心にした映画800本以上を放送する。「世界の映画専門チャンネルの中でトップクラスの本数」といい、字幕放送で〈WOWOW封切り館〉を目指す。
 視聴者のリクエストにも応える編成も考えるという。

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今秋からの番組編成について話す仲澤雅彦編成制作局長

 ライブは「テレビの特性を一番生かせる」として、スポーツ、音楽、ステージの、アリーナの特等席から見ているような〈極上イベント〉を放送を提供していく。
 音楽番組は「趣向が多岐に及んでいるため、すべては網羅できない」が、7割がJ-POPなど邦楽が中心になる。演歌番組については消極的な姿勢だ。

 世界の音楽イベントも放送する予定で、オペラ、クラシックなど新しいジャンルへの挑戦も試みるという。
 また大胆なカメラ配置などで特徴を持たせるWOWOWオリジナルの音楽イベントも予定する。

 プライムは「世界のエンタテイメントの今が分かる」放送だ。ドラマWのほかノンフィクションがメインだが、吹き替え版の海外ドラマや映画、それに邦画特集などもここで放映する。


[WOWOWオンライン]
http://www.wowow.co.jp/

タグ:WOWOW
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