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出光仁美(日本コロムビア) 大好きな男唄「一本道」 あなたの心を満タンします [インタビュー]

出光仁美2.jpg◆作曲家水森英夫のもとで2年間の修業を経て、昨年4月に「おんな七厘・神楽坂」でデビューした出光仁美。今春、第2弾の「一本道」を出した。大好きな村田英雄のような男唄だ。「もっと歌唱力を高め、歌で皆さんの心を満タンにしたい」と意気込む。











  「村田英雄さんのような歌手になりたい」
 出光が最も尊敬する歌手である。そのシブさに惚れて自宅の自分流神棚には、村田の代表曲のひとつ「皆の衆」のジャケット写真が飾ってあるという。

 そんなこともあって、子どもの頃から男唄を歌ってきた。でも、なぜか愛唱歌は鳥羽一郎の「兄弟船」だった。
  「一本道」は、大好きな男唄である。歌っている出光の表情は、実に気持ち良さそうである。

  「歌ってスッキリとする歌です」
  歌い終わった表情もすがすがしい。

 1番の出だし、 人の歩いた道よりも〜 そして4行目の  そこのけ そこのけ でっかい夢を〜 に、最もこの歌の思いが込められているのだという。

  「デビュー1年目は気持ちにゆとりがなかったけれど、男らしさを伝えられる歌唱力を身につけたいです」





和服に魅せられて演歌歌手に


 幼い頃から演歌・歌謡曲が好きだった。
 なんと言っても和服を着て歌えるのが、かっこよく映った。しかし歌手になる方法もわからず九州産業大学へ進学した。油絵を専攻して美術教師を目指した。
 自分のブログに時折、イラストを描いているのも、その名残だ。

 卒業後、思い切って申し込んだのが兵庫県明石市で開かれたカラオケ大会だった。この時の審査員に水森英夫がいた。トイレまで追いかけて弟子入りを頼み込んだのはよく知られている。
 水森の自宅近くにアパートを借りて「デビューするまでは故郷の九州には帰らない」と誓いを立ててレッスンを受ける日が続いた。

  「藤圭子さんの〈新宿の女〉を練習曲として良く歌いましたが、なかなかうまく歌えなくて、先生からは〈男に騙された、と思って歌いなさい〉と指導してもらいました」

 デビューしてもしばらくは、歌う会場ごとに違うマイクに悩まされていたことがある。
 歌うのは同じ歌なのに、マイクによって歌が違うように感じられた。
  「どこへ行っても初めてのことばかりで、どうしようどうしようの連続でした」
 堂々とした新人のように見えても、内面は緊張の連続だったようだ。

フリフリドレスで歌う


出光仁美1.jpg


 デビュー2カ月が過ぎた頃だったろうか、同じコロムビアの南かなこ、三代目コロムビアローズ、松川未樹と一緒にコロムビアガールズコレクション(CGC)という4人組での活動も始めた。
 今年4月20日には「夢色ラプソディー」というCDも発売しているが、出光にとってこのグループは緊張の毎日に少しゆとりを持たせてくれたようだった。

 全国キャンペーンを始めている。6月4日には兵庫県西宮市の阪急西宮ガーデンズでスペシャルキャンペーンを予定している。対象のCDショップ(CGCのホームページ参照)で「夢色ラプソディー」のCDを購入した人は、握手会や記念撮影会に参加できる特典を設けている。

 和服からフリフリドレスに着替えてわ演歌歌手からアイドルになり切っているかのようだ。キャンペーン会場では「一本道」の出光仁美とはまた違った彼女と、必ず出会えるはずである。



[出光仁美オフィシャルブログ「鶴は千年、仁美は万年」]
http://ameblo.jp/idemitsu-hitomi/
[日本コロムビア | 出光仁美]
http://columbia.jp/artist-info/idemitsuhitomi/







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