SSブログ

黒川英二(日本クラウン)女心を歌う新曲「優しい嘘に抱かれて」 全国を回って新しいファン作りを [インタビュー]

黒川英二.jpg黒川英二 = 写真・左 = が2011年5月11日に出した新曲「優しい嘘に抱かれて」は、小気味いい曲調が聴く者をリズムに乗せ身体を自然と揺らせる、そんな楽曲だ。4月2日の誕生日にデビューして今年9年目に入っている。女心を歌う歌手としての地歩を固めつつある。





優しい嘘に抱かれて.jpg









 ラテンリズム調で身体が自然と動き出す。まるでダンス曲のようだ。本格的な女唄だが、女唄はまだ2作目と少ない。
 騙されてもあなたが好きだから一緒にいたいー そんな健気な女性を歌っているが、リズムからはもっと華やかな勝気な女性を思わせる。

 そんな女性を演じながら歌う。
 「歌詞をもらった時、こんな物語を歌えるのだろうかと、最初は不安でした。しかしメロディを聴いて自然に入り込むことができました」

 前作の「いい事ばかりじゃなかったけれど」 と同じく、作詞は山田孝雄で作曲を中川博之の両氏が担当している。
 「デビュー曲(「男すっ飛び東海道」)もノリの良い曲だったので、初心に帰って節目の10作目の曲として、当時を思い起こして新人のつもりでファンを作って行きたい」

歌を演じる




 12年前に現在の事務所に入った。最初の3年間は演歌歌手のマネージャーを務めた。
 10代の頃は演歌には興味が持てなかったが、仕事を続けるうちに「歌手の個性を発揮できるのは演歌」と思い、徐々に好きになっていった。
 でも、いざ自分が演歌を歌ってみるとコブシが回らず、演歌の壁は高かった。
 「自分なりの演歌を歌うように勉強しました」
 一風違った演歌―と言われるようになった。

 5年前からは歌手であるとともに、俳優という肩書も持つ。人気の長寿番組「水戸黄門」には、もう何作も出演している。
 歌手と違って立ち姿や目配りなどが難しいところだという。
 「ただ俳優をやっていて、観る人に如何に伝えるかという点は、歌を演じることに通じます」

 とは言うものの、一度も役者を楽しめたことはありませんとも。
 「役者の所作は歌手とは違いますし、いつも緊張の連続です」
 俳優と歌手、どちらが難しい?
 やはり本業だからだろうか「それでも歌のほうが難しいです」と話す。

若者に支持される演歌


 今年35歳になった。
 「この歳になって視野が広くなったように感じます。ステージに立ってお客さんの年齢層を見て、たとえば歌う曲にナツメロを加えてみるなど、会場の空気を読んでイベントを組み立てることもできるようになりました」
 ファンの多くは60代、70代が多い。両親と同じ年代層だ。
 しかし「優しい嘘に抱かれて」では、リズム感あるメロディーの楽曲だろうか、若い年代層にも支持されているという。
 「若い人たちにイイね、と言ってもらえる演歌を歌っていきたい」

 この楽曲ょをもらって新人のような気持ちになったという。
 「全国を回って新しいファン作りをしたい」
 メロディーと同様に軽快な気持ちになっている黒川だ。



[黒川英二]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kurokawa/whats.html




斜陽に立つ

斜陽に立つ

  • 作者: 古川 薫
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2008/05/29
  • メディア: 単行本



斜陽に立つ―乃木希典と児玉源太郎 (文春文庫)

斜陽に立つ―乃木希典と児玉源太郎 (文春文庫)

  • 作者: 古川 薫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/05/10
  • メディア: 文庫



nice!(34)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 34

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。