立樹みか(日本クラウン) 新曲「瀬戸内最終行き」 歌い応えある心に響くドラマチックな曲 [インタビュー]
◆立樹みか = 写真・左 = が「瀬戸内最終行き」(作詞・森田圭吾、作曲・岡千秋、編曲・南郷達也)を2011年4月6日に出した。「残波岬」「経ヶ岬」「屏風岬」と<岬>シリーズ3作続いたが、今作は未練を捨て去る女の哀愁演歌を歌う。ステージで歌う立樹と普段の彼女のアンバランスさが魅力である。
新曲のタイトルは最初、「瀬戸内最終」だったという。
しかし彼女たちスタッフは、これでは<終わり>のイメージが強すぎ、同じ最終でもどこか希望を持たせる表現にしたかった。
次に出てきたのは「瀬戸内最終便」だった。
これでは、ど演歌のにおいがきつい。そんなことを繰り返して発売数日前にようやく「瀬戸内最終行き」に落ち着いたという。
東京を新幹線に乗って旅立ち、大阪から船で瀬戸内への2泊3日の1人旅。未練を断ち切り、強い女へ生まれ変わる女の心情を歌う。作詞家の森田圭吾は「新幹線」を<きしゃ>と歌わせている。やはりこうした演歌はアナログが趣きがでるのだろうか?
かつて立樹の歌は<死ぬまで尽くす強い女>を歌っていた。今作は<強い女>に生まれ変わる歌だ。
「私自身も引き締められる、そんな歌です」
聴く人たちの反応は?
「いつもと何かが違うんです。恐らく楽曲の良さでしょう。とてもいいできの楽曲になっていると思っています。。難しい歌といったイメージを持たれる人もいるようですが、歌い応えがあり、心に響くドラマチックな曲です、と自信を持って勧めています」
カップリングは「涙びと」(作詞・森田圭吾、作曲・伊戸のりお、編曲・南郷達也)。 今回初めて挑戦するバラード調の楽曲で、彼女独特の対称的な構成だ。
「以前からどんなステージでもカップリング曲は必ず歌っていますが、とくに今回は評判は良く、有線放送でも曲名の問い合わせが相次いでいるそうです」
デビュー前、歌手を目指してパーティー会場やキャバレーなどで歌っていたが、アルバイトでクラウンの音声多重カラオケのガイドボーカルも担当していた。
そうした下積みが認められて1988(昭和63)年2月に「おんなの仁義」で、クラウンレコードからデビューした。
西日本を舞台にした歌も多い。
瀬戸内を舞台にした今作では岡山県、広島県、香川県など瀬戸内をキャンペーンでひと回りしている。9月には愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道も訪ねる予定にしている。
オンとオフを上手く切り替えている。
歌う時は少し気取った東京女だが、普段はジーンズ姿が多い立樹だがステージに立つ時は和服に着替え「まったく別の女を演じる」という。
「粋で格好良くて、おもしろい―と言ってもらえるような女になりたい。プロですから歌は上手くて当然です。ステージでは女性が憧れる女でありたいと思っています」
まさに江戸っ子と浪速っ子が同居したような、そんな女性に憧れる。
確かに、江戸っ子気質なのか、あっさりとした性格である。
東京生まれで住まいも東京に置くが、10年前に現在の大阪の事務所に移籍している。
「大阪では本心を出せますね」
確かにインタビュー中の立樹は決して<演歌な女>ではなく、冗談もどんどん飛び出す明るい女性である。
クラウンの先輩、水前寺清子を尊敬する。
「ステージでは笑顔いっぱいで、そでに立っている時には一転して物静かで、誰も寄せ付けない厳しさを感じます」
新曲「瀬戸内最終行き」では、「1人でも多くの人に聴いてもらうために、いろんなところへ足を運んで、人の琴線に触れるようにしたい」と話してくれた。
[立樹みか オフィシャルウェブサイト]
http://www.tachiki-mika.com/index.html
新曲のタイトルは最初、「瀬戸内最終」だったという。
しかし彼女たちスタッフは、これでは<終わり>のイメージが強すぎ、同じ最終でもどこか希望を持たせる表現にしたかった。
次に出てきたのは「瀬戸内最終便」だった。
これでは、ど演歌のにおいがきつい。そんなことを繰り返して発売数日前にようやく「瀬戸内最終行き」に落ち着いたという。
東京を新幹線に乗って旅立ち、大阪から船で瀬戸内への2泊3日の1人旅。未練を断ち切り、強い女へ生まれ変わる女の心情を歌う。作詞家の森田圭吾は「新幹線」を<きしゃ>と歌わせている。やはりこうした演歌はアナログが趣きがでるのだろうか?
かつて立樹の歌は<死ぬまで尽くす強い女>を歌っていた。今作は<強い女>に生まれ変わる歌だ。
「私自身も引き締められる、そんな歌です」
聴く人たちの反応は?
「いつもと何かが違うんです。恐らく楽曲の良さでしょう。とてもいいできの楽曲になっていると思っています。。難しい歌といったイメージを持たれる人もいるようですが、歌い応えがあり、心に響くドラマチックな曲です、と自信を持って勧めています」
カップリングは「涙びと」(作詞・森田圭吾、作曲・伊戸のりお、編曲・南郷達也)。 今回初めて挑戦するバラード調の楽曲で、彼女独特の対称的な構成だ。
「以前からどんなステージでもカップリング曲は必ず歌っていますが、とくに今回は評判は良く、有線放送でも曲名の問い合わせが相次いでいるそうです」
粋で格好良くて、おもしろい女に
デビュー前、歌手を目指してパーティー会場やキャバレーなどで歌っていたが、アルバイトでクラウンの音声多重カラオケのガイドボーカルも担当していた。
そうした下積みが認められて1988(昭和63)年2月に「おんなの仁義」で、クラウンレコードからデビューした。
西日本を舞台にした歌も多い。
瀬戸内を舞台にした今作では岡山県、広島県、香川県など瀬戸内をキャンペーンでひと回りしている。9月には愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道も訪ねる予定にしている。
オンとオフを上手く切り替えている。
歌う時は少し気取った東京女だが、普段はジーンズ姿が多い立樹だがステージに立つ時は和服に着替え「まったく別の女を演じる」という。
「粋で格好良くて、おもしろい―と言ってもらえるような女になりたい。プロですから歌は上手くて当然です。ステージでは女性が憧れる女でありたいと思っています」
まさに江戸っ子と浪速っ子が同居したような、そんな女性に憧れる。
確かに、江戸っ子気質なのか、あっさりとした性格である。
東京生まれで住まいも東京に置くが、10年前に現在の大阪の事務所に移籍している。
「大阪では本心を出せますね」
確かにインタビュー中の立樹は決して<演歌な女>ではなく、冗談もどんどん飛び出す明るい女性である。
クラウンの先輩、水前寺清子を尊敬する。
「ステージでは笑顔いっぱいで、そでに立っている時には一転して物静かで、誰も寄せ付けない厳しさを感じます」
新曲「瀬戸内最終行き」では、「1人でも多くの人に聴いてもらうために、いろんなところへ足を運んで、人の琴線に触れるようにしたい」と話してくれた。
[立樹みか オフィシャルウェブサイト]
http://www.tachiki-mika.com/index.html
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