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歌好き250人が歌唱指導に耳を傾ける 第3回平和の歌声 カラオケ道場 もず唱平、三山敏らが指導 浅田あつこ(徳間ジャパン)高橋樺子(同)が歌唱披露 [カラオケ道場]

◆東日本大震災の被災者を支援しようと、作詞家のもず唱平らの呼び掛けで始まった「平和の歌声 カラオケ道場」の第3回目が、2011年6月25日、大阪市中央区のピースおおさか(大阪国際平和センター)で開かれ、歌好きな250人が集まって、抽選で選ばれた11人がおもいおもいのカラオケを歌った。
 作詞家のもず唱平と作曲家の三山敏が1人ひとりに歌唱指導。師範代の高橋樺子は6月29日にCDデビュー曲となる「がんばれ援歌」とカップリングの「ドリナの橋」を、浅田あつこは最新曲の「恋するだるま」など5曲を歌った。


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歌唱指導するもず唱平(左) 右は高橋樺子


 このイベントは、東日本大震災を受けて被災者を支援しようと、ピースおおさかが東日本大震災被災者支援事業として2011年4月から始められた。震災復興への支援歌「がんばれ援歌」の制作を手がけた1人のもず唱平が道場主となって、カラオケを指導している。
 指導を受けるのは事前に申し込んだ人たちの中から抽選で選ばれた人。持ち込んだカラオケで自慢の歌を歌って、アドバイスを受けるというもの。
 歌唱者は被災者を支援するための義援金を寄付する必要があるほか、無料入場の一般参加者も寄付が求められる。

カラオケを歌う参加者.jpg
歌唱する参加者

 この日は歌唱指導を申し込んだ96人の中から、抽選で選ばれた11人が、次々に得意の歌を歌った。
 最初に登場した男性は平和勝次とダークホークス 「宗衛門町ブルース」を歌い、キーの合わせ方を教えられていたほか、大月みやこの「終着駅にて」を歌った女性は<イントロから歌は始まっています。イントロが何秒あるかを知っておく必要があります>などとアドバイスを受けていた。

 また<口形を良くしなければ歌詞を歌詞が明瞭にならない><息を多く吸って、それを効率よく使う歌い方を><促音は無声音であり、口からもらしてはいけません>といった助言も聞かれたほか、三山からは「ベロの先を歯茎の裏側に当てると口から空気が漏れない」といった促音部を歌う時の秘訣も紹介された。

 最後に総括して三山は「歌は明るい声で歌わないいけません。哀しみも明るい声で表現します。そうすることで哀しみが、より伝わります。泣くのは歌手ではなく、客です」と、表現の基本を伝えた。


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 歌唱指導のあとカラオケ道場の師範代である高橋樺子 = 写真上・右 = が、6月29日に徳間ジャパンコミュニケーションズからリリースする「がんばれ援歌」とカップリングの「ドリナの橋」を披露した。
 高橋はこの曲でCDデビューすることになっており、7月3日には出身地の和歌山県御坊市の御坊市民会館で新曲発表会を開くことになっている。

 また、この日のゲストには、もず作品の「鯨(いさな)の浜唄」を歌っている浅田あつこ = 写真上・左 = が出演。
 「鯨―」のほか「浪花恋歌」「見返り橋まで」、アルバム<浅田あつこ全曲集~見返り橋まで>収録している大阪・生國魂神社を舞台にした男女の恋物語を歌った人気曲「先に惚れたら損をする」、そして最新曲の「恋するだるま」の5曲を披露すると、会場からは大きな拍手と声援が飛んでいた。


 次回の平和の歌声 カラオケ道場は7月30日に開かれる予定で、ゲスト歌手にはヤンレー節の鳴門家寿美若が出演し、新曲などを披露する。


[ピースおおさか 平和の歌声 カラオケ道場]
http://www.peace-osaka.or.jp/news/e20110601.html



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