実力派シングルマザーシンガー、山本和恵、美山有里に会場いっぱいの拍手 第3回あべの歌のステーション [あべの歌のステーション]
◆シングルマザーの道を選んだ2人の歌手、山本和恵 = 写真・左 = 、美山有里 = 写真・右 = 。ひとりは京都府舞鶴市、もうひとりは大阪府守口市を拠点に活動を続け、いずれも熱いファンを数多く抱えている実力派シンガー。その2人が、2011年8月5日、大阪市阿倍野区のあべのキューズモール4階にあるライブハウス・abeno ROCKTOWNで開かれた「第3回あべの歌のステーション」で約2時間、見事な歌声を聴かせた。会場は、ほぼ全席が女性客で埋められた。
3回目を迎えた「あべの歌のステーション」のゲストは、なんと、どちらも60歳を超えた女性歌手。オリジナル曲を中心に17曲を聴かせてくれた。
山本は歌が好きで各地のカラオケ大会に出場したが、どこの会場でも2位ばかりだったが「49歳の時に縁あって歌手デビュー」して、すでに12年目を迎えている。
「(亭主は)捨てたつもりですが、本当は捨てられたのかもしれない」と、2人の子どもを連れて離婚。♪ 母というダイヤを選んだ ~ と歌う「三つの宝石」は、自らの体験を元に、朝比奈京子が作詞し、小田純平が作曲した最新曲。
「♪ 人生はいつも 明日からがはじまり...」の歌い出しのとおり、山本は物事に執着しないさっぱりとした性格。
美山は、歌手を目指して大阪。守口から上京してビクターレコードからポップス歌謡でデビュー。6枚のシングルをリリースした後、78年にテイチクへ移籍した。
出産、離婚などを経て守口に帰り実家で育児をしながら、ミナミのクラブで専属歌手として働きながら、曲作りをしていた。
01年に、自ら作詞作曲した「幸せがやってくるよ / 勇者に・・・・」をリリースし、09年にはラテン調のCD「グッバイ・ブルース / Eldorado~黄金郷~」をだし、今年7月には「勇者に・・・・」を再リリースして、ハスキーでパワフルなステージでファンを楽しませている。
写真・上=美山有里と山本和恵(下)
こうした2人によるあべの歌のステーションは、最初から最後まで拍手が途切れなかった。
最初に山本がカラオケ大会に出場していた時に歌ていた「愛を信じたい」を歌うと、美山は東京時代、日劇ミュージックホールで歌っていたという「エル・クンパンチェロ」を披露した。
次いで2人の人生の転機になった歌を、それぞれ3曲ずつ、美山は「ラ・バンバ」、自身で作詞作曲した「百まで」、ジャマイカバージョンの「天城越え」を、そして山本はアマチュア最後の「なんや知らんけど」、デビュー後2年間歌っていた演歌「明日花」、6年前初めてカラオケに入った「壊れた人形」を歌った。
後半は2人がオリジナル曲を歌う<オン・ステージ>。
美山は「グッバイ・ブルース」「Eldorado~黄金郷~」「幸せがやってくるよ」「勇者に・・・・」を、山本は「愛の終止符」「もういいかい」「心はいつもマザー」「三つの宝石」を、それぞれ4曲ずつ歌った。最後に観客と一緒に「あの鐘を鳴らすのはあなた」で歌って幕を閉じた。
美山は来年で歌手歴45周年。今は守口で89歳の母親、そして息子夫婦と孫の5人で暮らしているという。最新曲「勇者に・・・・」は、息子がよちよち歩きするようになった時の姿を見て<勇者の様になってもらいたい>と思いを込めて作った曲。ステージでは、当時を思い起こして薄らと涙を浮かべながら歌う姿があった。
山本は辛かった過去は語らないものの「母が子を思う気持ちは誰も同じ」と、子どもと2人の孫に支えられて躍動的に歌手活動を続ける。マスコミ、CDショップ、カラオケ喫茶店などへ向けて意欲的なキャンペーンも展開している。離婚するとバツイチと言われるが、自分の歌にたとえて<三つの宝石さん>と、母の素晴らしさを称えていた。
3回目を迎えた「あべの歌のステーション」のゲストは、なんと、どちらも60歳を超えた女性歌手。オリジナル曲を中心に17曲を聴かせてくれた。
山本は歌が好きで各地のカラオケ大会に出場したが、どこの会場でも2位ばかりだったが「49歳の時に縁あって歌手デビュー」して、すでに12年目を迎えている。
「(亭主は)捨てたつもりですが、本当は捨てられたのかもしれない」と、2人の子どもを連れて離婚。♪ 母というダイヤを選んだ ~ と歌う「三つの宝石」は、自らの体験を元に、朝比奈京子が作詞し、小田純平が作曲した最新曲。
「♪ 人生はいつも 明日からがはじまり...」の歌い出しのとおり、山本は物事に執着しないさっぱりとした性格。
美山は、歌手を目指して大阪。守口から上京してビクターレコードからポップス歌謡でデビュー。6枚のシングルをリリースした後、78年にテイチクへ移籍した。
出産、離婚などを経て守口に帰り実家で育児をしながら、ミナミのクラブで専属歌手として働きながら、曲作りをしていた。
01年に、自ら作詞作曲した「幸せがやってくるよ / 勇者に・・・・」をリリースし、09年にはラテン調のCD「グッバイ・ブルース / Eldorado~黄金郷~」をだし、今年7月には「勇者に・・・・」を再リリースして、ハスキーでパワフルなステージでファンを楽しませている。
写真・上=美山有里と山本和恵(下)
こうした2人によるあべの歌のステーションは、最初から最後まで拍手が途切れなかった。
最初に山本がカラオケ大会に出場していた時に歌ていた「愛を信じたい」を歌うと、美山は東京時代、日劇ミュージックホールで歌っていたという「エル・クンパンチェロ」を披露した。
次いで2人の人生の転機になった歌を、それぞれ3曲ずつ、美山は「ラ・バンバ」、自身で作詞作曲した「百まで」、ジャマイカバージョンの「天城越え」を、そして山本はアマチュア最後の「なんや知らんけど」、デビュー後2年間歌っていた演歌「明日花」、6年前初めてカラオケに入った「壊れた人形」を歌った。
後半は2人がオリジナル曲を歌う<オン・ステージ>。
美山は「グッバイ・ブルース」「Eldorado~黄金郷~」「幸せがやってくるよ」「勇者に・・・・」を、山本は「愛の終止符」「もういいかい」「心はいつもマザー」「三つの宝石」を、それぞれ4曲ずつ歌った。最後に観客と一緒に「あの鐘を鳴らすのはあなた」で歌って幕を閉じた。
美山は来年で歌手歴45周年。今は守口で89歳の母親、そして息子夫婦と孫の5人で暮らしているという。最新曲「勇者に・・・・」は、息子がよちよち歩きするようになった時の姿を見て<勇者の様になってもらいたい>と思いを込めて作った曲。ステージでは、当時を思い起こして薄らと涙を浮かべながら歌う姿があった。
山本は辛かった過去は語らないものの「母が子を思う気持ちは誰も同じ」と、子どもと2人の孫に支えられて躍動的に歌手活動を続ける。マスコミ、CDショップ、カラオケ喫茶店などへ向けて意欲的なキャンペーンも展開している。離婚するとバツイチと言われるが、自分の歌にたとえて<三つの宝石さん>と、母の素晴らしさを称えていた。
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