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三沢あけみ(ビクターエンタテインメント) デビュー以来の店頭キャンペーン  大阪・恵比須堂えんかjinで 「歌手の原点です」 新曲「三味線ブギ」など披露 [インタビュー]

三沢1.jpg◆歌手歴49年という大ベテランの三沢あけみが、2011年8月28日、大阪・十三のCDショップ、恵比須堂本店えんかjinでインストアライブを行い、新曲の「三味線ブギ」、ヒット曲の「島のブルース」などを歌った。店頭キャンペーンはデビュー時以来という一大出来事。「大衆演劇の役者さんの観客へのサービスぶりに感化された」というのが、店頭へ足を運ぶきっかけとなった。


 自ら「店頭キャンペーンは歌手の原点です」という三沢あけみが、芸能界デビューしたのは1960(昭和35)年のテレビドラマ「笛吹童子」だった。その前年に東映の第7期ニューフェイスに合格している。16歳以上というのが、ニューフェイス受験資格。年齢を誤魔化しての応募だった。

三味線ブギ.jpg







 一昨年、芸能生活50周年を迎え、文化庁長官表彰を受賞している。女優としてスタートした3年後、1963年に「ふられ上手にほれ上手」(ビクターレコード)で歌手デビューしている。
 美空ひばりに憧れてのことだった。今年、芸道50周年記念を迎えている北島三郎は1年先輩になるという。

 三沢にとってそんな節目に当たる時「今まで自分を支えてくださった人たちに喜んでもらえる何かをしなくては」と考えていた。
 そんな時に出会ったのが大衆演劇だった。
 元々、三沢は、観客と役者の距離が近い、一体感ある大衆演劇に関心を持っていた。
 しかし、今までに一度も観る機会はなかった。





 それが今年2月にチャンスがやって来た。
 「入谷鬼子母神へ両親の墓参りをした際、帰り路の浅草にあった小屋に思い切って入ったんです」
 生まれて初めてのそこは、歌手<三沢あけみ>にとってショックを受けることばかりだった。

 「全員で芝居を演じて、休憩時間にはみんなが協力して、いろんなグッズなどを販売されている。終演後は出口でお客様をお見送りされています。そんな姿を見た時、同じ芸に携わるものとして、これが原点なのだ、と衝撃をうけました」

 今回の新曲「三味線ブギ / 高原の駅よさようなら」は、2010年7月に出した「女のしぐれ道」に次ぐシングルだ。
 いずれもカバー曲で、「三味線ブギ」は市丸の「三味線ブギウギ」が元歌。陽気なメロディーは、今の世の中を明るくしてくれそうでもある。
 「兼ねてから私にピッタリな楽曲と言ってもらっていました。震災などで日本人の心が打ちひしがれている時に、前向きに生きてほしいという気持ちを伝えたい」
 一方の「高原の駅―」は「青春時代を思い出して、楽しんでもらえる歌です」と、選曲した。




三沢3.jpg 店頭キャンペーンでは、その2曲を中心に歌う。
 大阪・十三では、このほかにも第5回日本レコード大賞新人賞を受賞したヒット曲「島のブルース」や05年の「こころ花」も聴かせてくれた。

 8月23日の東京・浅草のヨーロー堂から始めて、今までに東京、大阪8カ所で行ってきた店頭キャンペーンだが、大阪・十三では店前の商店街の通りが人垣でいっぱいになるほどだった。
 「ラジオ番組で告知してもらったおかげもあって、たくさんの人たちに来てもらいました」






三沢2.jpg


 歌の合間には「三味線でバチをシャンシャンとするポーズを盛り込んでいます」など、振り付けの説明を加えたり、「振りを入れるとカラオケでは必ず盛り上がりますよ」と、忘れずに曲の売り込みも。








 これからは「自分ペースで歌い続け、皆さんに喜んでいたたければ幸せです」と話していた。


[三沢あけみ ビクターエンタテインメント]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Profile/A000180.html
[三沢あけみ misawa-akemi.com]
http://www.misawa-akemi.com/



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