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市川の「あばれ太鼓」、水田は「河内おとこ節」を披露 普段は見られない 第5回あべの歌のステーション 市川由紀乃と水田竜子の2人のビッグショー [あべの歌のステーション]

市川・水田2.jpg◆キングレコードの長身美人演歌歌手として知られた市川由紀乃水田竜子の<めんこいユニット>による2人のビッグショーが、2011年10月7日、大阪市阿倍野区のabenoROCKTOWNで「第5回あべの歌のステーション」で開かれた。デュエットと単独によるそれぞれのオリジナル曲の歌唱など全14曲が披露され、このところ2人で活動するケースが多いビューティースルーとはまた違ったステージを見せてくれた。



普段見られない市川由紀乃(左)と水田竜子を存分に見せ、聴かせてくれた






 薄紫色の着物の市川に対して、水田も同じ色のドレスといった具合に、色を合わせてステージに上がった。しかし「普段の私たちと違ったところを見てもらいたい」と、お互いに相手に歌ってほしい曲をリクエスト。
 市川は男気のある「あばれ太鼓」(坂本冬美)を、水田は妖艶なイメージがぴったりという「天城越え」(石川さゆり)を歌って、観客の拍手を誘っていた。

 それより前、オープニングでは「楽しく元気になれるステージにしたい」(市川・水田)と、通常ならばエンディングで歌われることが多い「大阪ラプソディー」歌い、続いて大阪人ならずとも誰でも自然と身体が動く「河内おとこ節」を、それぞれデュエットした。


市川・水田.jpg
市川・水田3.jpg


 控えめな市川に対して、男っぽい水田というのが一般的な見方。
 ステージでは「でも2人とも男っぽいですよ。でも竜子ちゃんは料理が得意なんですよ」と、意外な面を披露。また歴史が大好きな<歴女>で知られた水田は「武士になりたい」と言うと、市川は「1人を一生愛し続けた秀吉の妻ねねのような女性が好き」と、対照ぶりを見せていた。

 2人によるデュエットでは昭和の名曲の中から「恋の奴隷」「雨の御堂筋」「経験」を小悪魔のように色気を滲ませて歌い、さらにビューティースルーでは当初小村美貴と一緒に3人で歌っていた「待つわ」も披露した。


◆市川と水田は同じ年にデビューした共に35歳。
 クライマックスは2人がそれぞれオリジナル曲を歌った。

水田3.jpg まず水田が「宗谷遥かに」「紅花の宿」「女の色気はないけれど」の3曲を披露。
 北海道生まれの彼女だが宗谷岬を訪ねたのはデビュー後が初めてというが、数少ない地元の歌として選んだのが「宗谷―」だった。「紅花―」はデビュー15年目で名前を広く知られるようになった忘れられないヒット曲。そして最新曲の「女の色気は―」は皆が楽しめる軽快なリズム。












市川4.jpg 一方の市川は前作の「女の潮路」に続いて「一度でいいから」「桟橋時雨」の3曲。
 「一度でいいから」はキング移籍第1弾で、彼女にとっては記念すべき楽曲。そして「桟橋時雨」は10月5日に発売されたばかりの最新曲。11年前に制作されており、「海峡氷雨」の後にリリースする予定だったという。市川演歌の真骨頂と言ってもいい楽曲で、市川は「ぜひ関西からヒットの火を」と呼びかけていた。


 ラストソングになったのはビューティースルーのオリジナル曲である「恋するシャンソン人形」に続いて、皆が笑顔になって前進できるようにと「いい日旅立ち」を選んだ。








[市川由紀乃 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522
[市川由紀乃 プライム]
http://www.primecorp.co.jp/talent/artist/ichikawa_yukino.html
[水田竜子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10431
[水田竜子 オフィシャルホームページ]
http://www.mizuta-ryuko.com/

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