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市川由紀乃(キングレコード) 好調「桟橋時雨」 すでに3万枚を販売 女性が共感できる歌 [インタビュー]

市川由紀乃.jpg市川由紀乃「桟橋時雨」が、2011年10月5日に発売されて1ヵ月余りで3万枚を発売するなど好調な売れ行きを見せている。前作「女の潮路」の続編かと思わせるような楽曲だが、実は11年前に作詞木下龍太郎(故人)、作曲岡千秋で出来あがっていたという。岡が「最初から『女の潮路』 → 『桟橋時雨』のシナリオが出来ていたかのようだ」というように、この作品は運命づけられたようだ。大阪・十三ののCDショップ恵比須堂えんかjinで行ったインタビューで彼女は、話の端々に大歌手へ向けての強い意欲を感じさせてくれた。



キャンペーンでファンからプレゼントされた縫いぐるみを持つ市川由紀乃


桟橋時雨.jpg









 市川由紀乃は、今、キングレコードの中でも今一番のっている若手演歌歌手だろう。
 テレビ出演も増えている。12月13日にはNHK歌謡コンサートで新曲「桟橋時雨」を歌うし、11月27日には日本作詞大賞のノミネート曲として前作の「女の潮路」を披露する姿がテレビ中継される。
 同賞のノミネートは水田竜子、小村美貴のキング三人娘(ビューティースルー)の中では、一番最後になったものの、彼女の表現力の高さが評価された現れのようでもある。
 そして来年こそは紅白歌合戦への出場である。

 「ここにきてファンの方々から<紅白へ早く出て>と良く言われるようになったんです。今までは紅白目指して頑張ります、と言っていたんですが、来年からは<出たい>とはっきりと口に出していきたいです」

 控えめな市川が目標に向かって意欲を示している。NHKテレビに出演している姿を観てファンになったという若い男性もいるという。
 明らかに何かが変わってきている。
 「歌手にとってチャンスは数回しかないと言われています。それをつかんでいきたい」


市川由紀乃2.jpg
「桟橋時雨」を熱唱する市川由紀乃


 「桟橋時雨」は、好調な売れ行きを見せた前作の「女の潮路」を上回る勢いだ。
 前作は作詞、担当ディレクターともに女性であった。
 彼女が求めていた「女性が共感できる歌詞」が、この作品によって出来あがり、11年前の作品ながら「桟橋時雨」(これは作詞、作曲ともに男性である)によって、一段と磨きがかかったというわけだ。
 「女の潮路」から市川を担当する女性ディレクターは「着実なステップアップの手ごたえと共に、歌手の大きな成長にも繋がる大事な時期だと思います」と話しており、これからの市川への期待度は大きい。



 演歌・歌謡界には20歳代後半から30歳代の歌手が多く、ここから抜きん出るには競争は極めて激しい。
 市川にとっては周りのすべてが「いい意味でのライバル」であるが、今のチャンスを生かさない手はない。
 彼女自身も「今が頑張り時だと思っています。より聴く人の心に訴えかけ、CDを買ってもらえる歌手になることで、1歩前へ出たい」とはっきりと言葉に表すまでになっている。

 ビューティースルーでの活動も彼女がステップを駆けのぼるきっかけになったという。ライバルを意識することはもちろんであるが、性格が違うメンバーによって影響されあうところは大きかったはずだ。

 「今は歌わせてもらえる場所をスタッフの方々に用意していただき、そこで私は結果を出すだけです」
 最後に市川はやはり控えめな言葉で締めくくった。



[市川由紀乃 of プライム公式ウェブサイト]
http://www.primecorp.co.jp/talent/artist/ichikawa_yukino.html
[市川由紀乃 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522



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