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稼木美優(テイチクエンタテインメント) 移籍第1弾「日本は一つ 地球も一つ / 犬のお願い」  関西で初めて歌唱  絆の大切さを歌う [インタビュー]

稼木美優1.jpg◆テイチク移籍第1弾の「日本は一つ 地球も一つ / 犬のお願い」を歌う稼木美優は、大阪で初めての歌唱キャンペーンを体験して「お客さんの反応が敏感で、どこか生まれ故郷の鹿児島と似ていて、私の体質に合っています」と、早く関西でファンを増やしたいと意気込んでいる。


 稼木美優は本名だ。
 「金儲けには縁起がいい名字」と良く言われる。ノリのいい大阪では、とりわけそんな会話が多くなるという。
 歌への反応はもちろんだが、大阪ならではのそんなやり取りを通して歌手と一体となっての盛り上がりが、稼木は気に入ったようだ。






 3月6日には、山野楽器の「八尾で演歌ふれあいコンサート 2012」に出演した。
 「日本は一つ 地球も一つ / 犬のお願い」をはじめ、出身地鹿児島の民謡「鹿児島おはら節」も披露。「初めて大阪で直に歌を聴いてもらった」と満足気だった。


 その「日本は一つ 地球も一つ」は、音楽プロデューサーの山田廣作によって2004年に発表された楽曲「地球は一つ」の歌詞の一部とタイトルを変更して出来あがった。東日本大震災の被災者を励ます歌である。
 稼木は、子どもの頃から民謡を歌ってきたが、この曲では「民謡の節回しは抜くように」と指導されたという。

 カップリングの「犬のお願い」は、同じ山田のプロデュースで05年に発表された。
 ペットとして飼われることとなった犬と人間の望ましい関係を、犬が人間に語りかける形で訴綴った英文詩「犬の十戒」(作者不詳)を題材に、無責任にペットを飼って捨てるような行為を慎むように訴えている。

 どちらも作詞は05年に亡くなった中山大三郎。追悼の意味を込めて作られた1枚である。

 稼木も飼っていた犬を交通事故で亡くして悲しみにくれたこともある。そんなペットとの気持ちも盛り込みながら、絵本の出版も計画されているという。
 イラストを描くことが趣味という彼女は「絵本の帯など、どこかに私が描いたイラストも入れてもらえるとうれしい」と話す。

目指すはちあきなおみ


稼木美優2.jpg 稼木は鹿児島県出身。12歳から民謡を習い。16歳の時には県民謡王座決定戦で優勝し、全国少年少女民謡大会では5位に入賞している。
 高校では民謡教室が自宅から遠いことを理由に習うことを中止させられたという。
 「携帯電話もいらないから習わせて、と言ったけれど頑として認めてもらえませんでした」

 高校3年の時、NHKのど自慢チャンピオン大会に出場。夏川りみの「童神 ~ ヤマトグチ ~ 」を歌い、歌詞を間違えたものの優秀賞を獲得している。
 そんな歌唱力が認められて、高校を卒業して上京し、その年の11月にバップから歌手デビュー。昨年「いろんな楽曲にもチャレンジして勉強したい」と、テイチクに移籍している。歌を聴いてもらえるキャンペーンの機会も増えたという。



 デビュー前、出場する民謡大会で地声を張り上げ、カラオケ大会では島津亜矢や坂本冬美、神野美伽などの歌でこぶしを回してきた。今作では、そうした点を吹き消してシンプルに歌う。

 目指す歌手はちあきなおみ。
 「淡々とした歌に感動しました」という。いつかこうした歌手になりたいという。22歳の時、ちあきなおみの楽曲から6曲をカバーしたミニアルバム「歌姫」を出している。



[稼木美優 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kasegi/
[稼木美優 オフィシャルブログ・自由が丘の櫻恋]
http://ameblo.jp/miyukasegi/


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