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第93回KOBE流行歌ライブ  キム・ランヒ、岩出和也、大沢桃子、鳴門家寿美若らが出演  神戸・三宮のJ'sホールで開催 [KOBE流行歌ライブ]

◆第93回KOBE流行歌ライブが、2012年6月21日、神戸・三宮のJ'sホール(上新電機三宮1番館内)で開かれ、キム・ランヒ(ホリデージャパン) 岩出和也(キングレコード)大沢桃子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)鳴門家寿美若(テイチクエンタテインメント)の5人がそれぞれ、最新曲などを歌 い、集まった人たちを楽しませた。

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勢揃いした4人の出演者(左からキム・ランヒ、岩出和也、大沢桃子、鳴門家寿美若)



 デビュー20年目というベテランのキム・ランヒは、会場の外が土砂降りの雨ということすら忘れさせるほど、歌とトークで観客を楽しませていた。昨年3月に出演した以来で、今回はもず唱平作詞、平尾昌晃作曲の新曲「銀座のタンポポ」をメインに歌唱。徳間ジャパンコミュニケーションズからホリディージャパンに移籍した第1弾で、軽快なメロディーに乗ってエネルギッシュに歌うと、観客も大喜び。

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キム・ランヒ

 「会場からエネルギーをもらいます」と20年目を迎えて、ますますパワーアップしたところを見せていた。今年12月23日には大阪・難波のスイスホテル南海大阪で恒例のディナーショーを予定しており、7月1日からチケットを販売するという。


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岩出和也

 岩出和也はデビュー15年目。「30歳を過ぎてからは1年1年が早く過ぎていきます」と、15年があっという間だったという感想をもらしていた。この日は前作の「おまえにやすらぎを」から披露。この楽曲は弦哲也が作曲を担当したが、新曲「陽だまりの花」も引き続いての弦哲也作品で、彼にとっては2作目という。
 カップリングの「男の大祭り~だんじり」は、彼が作詞作曲して歌う初めての曲。全国的に知られるようになった出身地、岸和田のだんじり祭りを歌う。自らもプロ歌手になるまではだんじりを曳いていたというだんじり男だけに、これにかける力もひとしおのようだ。7月3日にはNHK歌謡コンサートに出演するという。


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大沢桃子

 昨 年8月以来、3度目の出演となった大沢桃子は、最新曲の「恋し浜」とカップリングの「御祝大漁節」を、東日本大震災では大きな被害を受けた故郷の岩手県な どへの想いを込めて歌い上げた。「震災から1年3ヶ月が過ぎ、今、自分ができることを一生懸命頑張ってやっていきたいと思います」と語りかけると、会場か らは大きな拍手が起こっていた。
 「御祝大漁節」では、大船渡の漁師から使わなくなった大漁旗を譲り受けて縫ってもらったという中振りそでのはんてんを着 て、軽快に踊りはねながら地元に元気を送っていた。このほか「風の丘」など3曲も歌った。


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鳴門家寿美若

 神 戸で初お披露目の鳴門家寿美若は、前日にデビューしたばかりで、ステージで歌うのも2度目というホヤホヤの新人。しかも65歳という新人としては最高齢 だ。
 デビュー曲の「舟唄やんれ」は、寿美若が24歳から歌い継いできた大阪・八尾に伝わる河内音頭のひとつである伝承音楽「ヤンレー節」をモチーフにした 哀調感いっぱいの歌謡曲だ。
 八尾市内の盆踊りでは櫓の上で歌ってきたが、慣れないステージではやや緊張気味だったが「メロディーが流れ始めると、心配していたかしの間違えもなく、いつも通りに歌えた」と話していた。



次回、第94回KOBE流行歌ライブは、7月19日、神戸・新開地のKAVCホールに三笠優子(キングレコード)、湯原昌幸(ライスミュージック)、塩乃華織(日本クラウン)、相川美保(同)を迎えて開催される。




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