川中美幸(テイチクエンタテインメント) 新歌舞伎座で座長公演 第66回文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞受賞作「天空の夢 ~長崎お慶物語~」 24日まで [新歌舞伎座]
◆テイチクの川中美幸 = 写真・左 = が大阪・上六の新歌舞伎座で座長公演「天空の夢 ~長崎お慶物語~」を演じている。24日までで、第2部の歌謡ショーでは自身のヒット曲はもちろん昭和ポップスのメドレーも聴かせてくれる。川中の上六・新歌舞伎座での座長公演は初めて。
第66回文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞の記念トロフィーを手にする川中美幸
「天空の夢 ~長崎お慶物語~」は、幕末の長崎で女傑とも言われた日本茶葉の貿易商としても知られる大浦慶の半生を描いている。田村亮、土田早苗、芦屋小雁、奈良富士子、西川忠志らが共演している。
この芝居は3度目の再演である。最初は2011年3月、東京・明治座で上演されたが、東北大震災の影響でわずか1週間で舞台は中断された。
11月に再演され、1ヵ月の公演が行われた。この時の上演によって今年1月に第66回文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞を受賞している。
そして今回が3回目であり、もちろん関西では初の公演だ。共演の田村亮は、慶が茶貿易で成功するきっかけとなった嬉野茶の仲買人、立松徳蔵役。2回目の公演では勝野洋が出演したが、1回目に次いで再び田村が演じている。川中について「新歌舞伎座では5回目の共演。いつもパワフルさには頭が下がります」と、彼女をたてる。
慶の商売仇役の小島善衛門を演じる芦屋小雁は「封建的な九州で商売人として生きていく女性を見事に演じている。歌手というよりも役者です」と川中をペタほめ。
また慶の母親役で出演している土田早苗は「去年の3月から一緒させてもっていますが、私も美幸ファンになって、毎回新鮮な気持ちで演じさせてもらっています」と話していた。
第2部は「パワフル美幸オンステージ 人・うた・心」と題した川中の歌謡ショー。
「ふたり酒」「二輪草」「貴船の宿」「ちょうちんの花」などヒット曲はもちろん、「真赤な太陽」「恋のメキシカン・ロック」など昭和にタイムスリップかのようなポップスメドレーも 。NHKラジオ深夜便でも人気の最新曲「うたびと」も披露。得意とする演歌とはまた違った雰囲気を出している。
和太鼓グループ・打打打団 天鼓による迫力の演奏との共演もある。
大浦慶は幕末の女傑ではあるが、決して誰もが知る人物ではない。その役作りについて川中は「むしろやりやすいですね。人と人の絆の大切さを感じ取ってもらえるはずです」と、自分流の大浦慶を演じる。
さらに受賞については「思いがけない賞を頂きましたが、役者としての重みを感じます。それだけに1人でもたくさんんの人に、元気をもって帰ってもらえるような芝居を演じたいです」と、役者としての励みを感じさせている。
[川中美幸 オフィシャルサイト]
http://www.arder-jiro.co.jp/miyuki/toppu.html
[川中美幸 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kawanaka/
第66回文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞の記念トロフィーを手にする川中美幸
「天空の夢 ~長崎お慶物語~」は、幕末の長崎で女傑とも言われた日本茶葉の貿易商としても知られる大浦慶の半生を描いている。田村亮、土田早苗、芦屋小雁、奈良富士子、西川忠志らが共演している。
この芝居は3度目の再演である。最初は2011年3月、東京・明治座で上演されたが、東北大震災の影響でわずか1週間で舞台は中断された。
11月に再演され、1ヵ月の公演が行われた。この時の上演によって今年1月に第66回文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞を受賞している。
そして今回が3回目であり、もちろん関西では初の公演だ。共演の田村亮は、慶が茶貿易で成功するきっかけとなった嬉野茶の仲買人、立松徳蔵役。2回目の公演では勝野洋が出演したが、1回目に次いで再び田村が演じている。川中について「新歌舞伎座では5回目の共演。いつもパワフルさには頭が下がります」と、彼女をたてる。
慶の商売仇役の小島善衛門を演じる芦屋小雁は「封建的な九州で商売人として生きていく女性を見事に演じている。歌手というよりも役者です」と川中をペタほめ。
また慶の母親役で出演している土田早苗は「去年の3月から一緒させてもっていますが、私も美幸ファンになって、毎回新鮮な気持ちで演じさせてもらっています」と話していた。
左から土田早苗、田村亮、川中美幸、芦屋小雁
第2部は「パワフル美幸オンステージ 人・うた・心」と題した川中の歌謡ショー。
「ふたり酒」「二輪草」「貴船の宿」「ちょうちんの花」などヒット曲はもちろん、「真赤な太陽」「恋のメキシカン・ロック」など昭和にタイムスリップかのようなポップスメドレーも 。NHKラジオ深夜便でも人気の最新曲「うたびと」も披露。得意とする演歌とはまた違った雰囲気を出している。
和太鼓グループ・打打打団 天鼓による迫力の演奏との共演もある。
大浦慶は幕末の女傑ではあるが、決して誰もが知る人物ではない。その役作りについて川中は「むしろやりやすいですね。人と人の絆の大切さを感じ取ってもらえるはずです」と、自分流の大浦慶を演じる。
さらに受賞については「思いがけない賞を頂きましたが、役者としての重みを感じます。それだけに1人でもたくさんんの人に、元気をもって帰ってもらえるような芝居を演じたいです」と、役者としての励みを感じさせている。
[川中美幸 オフィシャルサイト]
http://www.arder-jiro.co.jp/miyuki/toppu.html
[川中美幸 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kawanaka/
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