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第95回KOBE流行歌ライブ  小林旭の物まねに拍手 神戸・新開地で藤原浩、浅田あつこ、小桜舞子、北沢麻衣が出演 [KOBE流行歌ライブ]

◆第95回KOBE流行歌ライブが、2012年8月23日、藤原浩(キングレコード)、浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、小桜舞子(テイチクエンタテインメント)、北沢麻衣(ウェブクウ)が出演して、神戸市兵庫区のKAVCホールで開かれた。藤原浩が小林旭や五木ひろしの物まねで会場をわかすなど、会場は拍手や笑いで包まれた。


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東日本大震災の復興支援歌「がんばれ援歌」を歌う出演者


 この日のトップバッターは、昨年9月に20年ぶりに新曲「夜を越えて」をリリースした北沢麻衣。前々作の「港のセレナーデ」と2曲を歌った。
 北沢はOSK(大阪松竹劇団)出身で、1985年に杉本真人作曲の「私の胸をかじる人」でポリドールから歌手デビュー。「銀次」などの代表曲がある。
 「<夜を越えて>で、たくさんの人たちに素敵な愛を届けたい」と話していた。

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北沢麻衣


 前作の「おんなの夜汽車」以来1年ぶりの出演という小桜舞子は、女の人生を階段に見立てた新曲「女の階段」を披露した。
 「最初に詞をもらった時、階段と聞いたから<怪談>と勘違いしたんですよ」と観客を笑わせていたが、「私も最上段目指して駆けあがりたい」と意欲的なところを見せていた。
 このほか新曲のカップリング「雪桜」や、初めて歌った艶歌という「こころ川」といったオリジナルのほか、ノリのいいメロディーの「京都慕情」、「東京だよおっ母さん」を歌った。

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小桜舞子

 9月4日にはNHK歌謡コンサートに出演するほか、10月1日には東京都墨田区の曳舟文化センターでコンサート「スカイツリーの街からⅡ」を開くという。



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浅田あつこ

 浅田あつこは、小桜の<怪談>の向こうをはって「大阪おばけ」を歌った会場を笑わせていた。
 最新曲の「三年たったらここで」は、平成23年度の日本作曲家協会オリジナルソング・コンテストでグランプリ受賞曲で、コーラスグループのサウンドが懐かしく感じられる楽曲だ。
 カップリングの「上海公館」も披露。こちらは女スパイを演じる浅田が、声を落として歌う異色の楽曲だ。ジャケットには同じ徳間ジャパンの青戸健が、やはりスパイ姿で登場しているという遊び心満載である。

 このほか「恋するだるま」「見返橋まで」「浪花恋歌」も歌った。8月30日には、大阪・堂山のライブハウス・AKASOで水木ケイ、塩乃華織らと一緒にCDショップ恵比須堂主催のライブ「晩夏!演歌の夕べ」に出演する。

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藤原浩


 トリの藤原浩はデビュー19年目。20周年を間近に控えて、変化するフジワラを見せてくれた。それが小林旭と五木ひろしの物まね。「昔の名前で出ています」と「長良川艶歌」を歌い、「オリジナルよりも拍手が多いのはどうして?」というほどの人気ぶりだった。
 物まねレパートリーは4、5人あるというが「本業はあくまでも歌手です」と、ムーディーなメロディーの新曲「迷い月」を熱唱していた。

 代表曲でもある「ふたりの始発駅」では、客席を回ってジャケットの派手な裏地をひろうするなど、前回までとは少し違った藤原浩を見せてくれていた。
 このほか「灯(ともしび)」とカップリングの「一杯の酒」も歌った。





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