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美川憲一(日本クラウン)  久々の演歌「金の月」で関西キャンペーン  24日には大阪新歌舞伎座でコンサートも [インタビュー]

美川憲一.jpg◆美川憲一が9月5日にリリースした新曲「金の月」のキャンペーンで、先頃、兵庫県西宮市の阪急西宮ガーデンズに約1000人の観客を集めた。ステージへ姿を現すと大きな歓声がわきあがり、その中の女子高生たちは、<けんちゃん>と書かれたモール付きの派手な手作りの団扇を振って応援するなど、幅広い年代層から熱い支持を受けていた。新曲は高校教師が作詞した作品で、ドラマックに歌い上げる久々の演歌。9月24日には大阪・上六の大阪新歌舞伎座でコンサートを開くほか、11月には関西で初めての深沢七郎作の「楢山節考」の朗読会を同市の兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで行う。





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 「金の月」は作詞が原文彦、作曲弦哲也、編曲川村栄二。高校教師をする原さんが書いた詞が弦の元に持ち込まれたのが、この楽曲が出来るきっかけだったという。そこからしてドラマチックであるが、詞をそのものが「まるで文学の世界に入り込んだような感じで、今までになかったタイプの曲になりました」と美川。

 久々に歌うオリジナル演歌を美川は、まるで自らがドラマを演じるかのように「感情を入れて歌い上げている」のだ。

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 阪急西宮ガーデンズの4階スカイガーデンにある木の葉のステ​ージには、早くからたくさんの観客が詰めかけ、歌唱が始まる頃にはステージをぐるりと取り囲むように、たくさんの人たちで埋め尽くされてしまった。新曲のほかにヒット曲の「さそり座の女」「柳ケ瀬ブルース」を歌うと観客の顔はいずれも満足な様子。

 10月からは新事務所「ABプロ」の業務を本格的にスタートさせるが、美川は「来月から初心に帰って頑張っていきたいと思います。また来てね」と、観客に呼びかけていた。
 かつての事務所「エービープロモーション」には約25年間という長い間所属しただけに「独立して別れるのにはエネルギーがいったが、泥仕合になることだけは避けた」と説明した。



11月には西宮で朗読会も


 美川はまた、歌の世界とはまったく別の朗読に挑戦している。
 今年6月に新潟市の新潟市民芸術文化会館能楽堂で、深沢七郎の小説「楢山節考」の朗読に挑戦した。これに続いて7月には、東京・溜池山王のサントリーホール・ブルーローズでも公演した。
 そして11月17日午後2時からは西宮会場での公演である。若手尺八奏者・松村湧太の演奏に合わせて読み進める。美川の新たなライフワークでもあるという。

 「女性プロデューサーの岡本多鶴さんから声掛けられたの始めたきっかけでした。最初は本業は歌手であり、歌で約2時間半の公演時間は務め上げられるが、語りで果たして伝えることができるか心配でしたから最初は断っていたんです」

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美川憲一.jpg

 ところが聞いた人たちの反響は良かったようだ。
 「母を背負って山を登るところがあります。雪が降っていると運が悪い人で、晴れていると運がいいとも言われたそうで、その箇所に差しかかると泣いていただいていたようです」
 これからは演目も増やし、寺など身近な会場で開催していきたいという。

 これより前、9月24日には大阪新歌舞伎座で「美川憲一コンサート」 を行う。ゲストにはペギー葉山(キングレコード)を迎える。
 「楽しいわよ。楽しいステージになると思うから、しっかり来てね」と

 また10月に23、24、25の3日間、東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールで恒例の「ドラマチックシャンソンコンサート」も予定されている。


[美川憲一 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/mikawa/whats.html


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