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第96回KOBE流行歌ライブ  21年目の永井みゆきと夏木綾子、黒川真一朗が熱唱  神戸・新開地のKAVCホール [KOBE流行歌ライブ]

◆デビュー21年目の永井みゆき(テイチクエンタテインメント)、同20年目の夏木綾子(キングレコード)、それに同9年目の黒川真一朗(徳間ジャパンコミュニケーションズ)といったベテラン、中堅の歌手3人による演歌・歌謡イベント「第96回KOBE流行歌ライブ」が、2012年9月20日、神戸・新開地のKAVCホールで開かれ約200人の観客で賑わった。


 KOBE流行歌ライブは来年1月で第100回を迎える。これまでたくさんの歌手が出演してきた。今までの最高出演回数は市川由紀乃(キングレコード)と永井みゆきの8回だったが、永井が今回出演して9回とトップに立った。

最多9回出演の永井みゆき


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 その永井みゆきは7月25日にリリースした「ひとり大阪」を2コーラスとフルコーラスで2回歌った。数ある大阪ものの楽曲では初めてという「しっとりとしたマイナー調の歌」で、新しい永井の世界を聴かせてくれた。
 このほか新曲のカップリングの「夫婦花あかり」、デビュー曲で永井の代表曲となった「大阪すずめ」「大阪慕情」「だんじりの女房」と、大阪ものを中心に披露。
 観客からの「プロフィールに身長168cmと書いてありますが」と問われ、永井は「本当は169cmなんです。低めに書いています。もうすぐ170cmなんですよ」と笑っていた。
 最後に「ひとり大阪」の歌唱ワンポイントレッスンも行って、会場を盛り上げた。

絶好調「雪のれん」を熱唱 夏木綾子


夏木綾子.jpg







夏木綾子・雪のれん.jpg









 8月22日にデビュー20周年を記念した新曲「雪のれん」を出した夏木綾子は、前作「寒椿」以来、1年半ぶりの出演だった。福岡出身だが幼い頃に、母と一緒に大阪に移り住んだということもあり、大阪は第二のふる里。その母親が大好きだったという美空ひばりの「ある女の詩」して、会場では一緒に口ずさむ人も見られた。
 新曲の「雪のれん」は、愛する人について行きたいけれど、やはり行けない、と逡巡する北の女の心を歌っている。売れ行き絶好調だという。
 このほか「あじさい雨情」「雪花挽歌」「博多雨」といったオリジナル曲をメドレーで歌い、最後は会場から手拍子も飛び輝明るい「綾子ONDO」を歌って、観客を喜ばせた。

来年はデビュー10周年 黒川真一朗


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黒川真一朗・くれない酒場.jpg










 黒川真一朗は5年ぶりの出演。水森英夫の内弟子を3年半務めてデビューしている。平成の春日八郎とも言われ、この日は春日の「紅いランプの終列車」を前々作のオリジナル曲「それが女の道なのよ」に続いて聴かせてくれた。
 新曲「くれない酒場」は、酒場で出会った男女の心の内を歌った酒場演歌である。続編がありそうな余韻を残した楽曲である。もしかすると来年のデビュー10周年の記念曲は、これのアンサーソングが発売されるのかもしれない。
 この日はまた、新曲のカップリング「雄物川」や「グラスの氷」「あかね雲」といったオリジナル曲も披露した。


 最後は出演者全員が揃って東日本大震災の復興支援曲「がんばれ援歌」を歌った。


 次回、第97回KOBE流行歌ライブは、10月18日、神戸・新開地のKAVCホールで西方裕之(キングレコード)木下結子(日本クラウン)山本あき(キングレコード)いずはら玲子(ホリデージャパン)の4人が出演して行われる。

第97回KOBE流行歌ライブ.jpg



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