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佐田鏡五一郎(キングレコード) 好評! 昭和の哀愁歌謡を歌う「あゝふるさとよ ~平成三人衆~ 」  [新譜]

◆ボォ--。 汽笛の音は何とも懐かしい。
その音に続いて作詞家でラジオパーソナリティーである杉紀彦による昭和の香りいっぱいのナレーションが入る。


あゝふるさとよ.jpg

 佐田鏡五一郎という関取りのような名前の歌手が歌うアルバム「あゝふるさとよ ~平成三人衆~ 」のイントロである。全編にわたって昭和が詰まっている。演歌版・三丁目の夕日といったところである。
1曲目は表題曲の「あゝふるさとよ」。
 佐田鏡五一郎は、キングレコードの鏡五郎(69)、佐々木新一(66)、池田輝郎(60)の実力派演歌歌手3人で結成した男性ユニットである。

 表題曲は3人が歌い分ける、いや佐田鏡五一郎のオリジナル曲だ。「3人でのレコーディングは1回で決まった」。
 そのあとは鏡が「王将」など村田英雄を、佐々木は「哀愁列車」など三橋美智也、そして池田が「赤いランプの終列車」など春日八郎を、それぞれ5曲ずつ歌う。
 鏡が歌う「無法松の一生」は、今までステージでは歌っていたというが、CD化は初めてという貴重な1作だ。
 プロローグ、エピローグを含めて全18曲が収録されている。

 2012年11月21日に発売され、話題沸騰で品不足だとか。
 3人は平均年齢が64歳で、一番年長の鏡はユニットを<フケメン・トリオ>と呼ぶ。
 その鏡はオリジナルでは「忠臣蔵 大石内蔵助」など時代歌謡をシリーズで歌っている。いずれアルバム化も計画されているそうだが、それは「後世に歌い残す作品」だそうだ。

 来年3月16日には、大阪・あべののライブハウス「ROCK TOWN」で、佐田鏡五一郎お披露目ライブが開かれる。福岡にも巡回するという。
 3月には表題曲の「あゝふるさとよ」がシングルカットされるという。カップリングは「コッキー・サンバ」。
 鏡は「カップリングのコッキーは、70歳が近い僕の<古希>に合わせたのでは」と、周囲を笑わせている。

 メンバーの1人、池田輝郎は、きょう12月12日、大阪発流行歌ライブ(大阪・心斎橋、BIG CAT)、明日12月13日にはKOBE流行歌ライブ(神戸・垂水のレバンテホール、午後1時30分開場、2時開演)に出演する。


[鏡五郎 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10398
[佐々木新一 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=12584
[池田輝郎 オフィシャルサイト]
http://www.mitsui-ag.com/teruo/

[佐田鏡五一郎]
http://www.billboard-japan.com/goods/detail/363297



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