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中村美律子(キングレコード) 中日劇場で歌と芝居の新春公演 2月の新曲「夢の花 咲かそう」も披露 [舞台公演]

中村美律子1.jpg中村美律子が名古屋市中区の中日劇場で歌と芝居の新春公演を行っている。20日まで。1部は栗田貫一、山田スミ子、おりも政夫、仲本工事らが脇を固める人情喜劇「ちんどん」の座長公演。2部は2月発売の新曲「夢の花 咲かそう」など全12曲を歌う歌謡オンステージで、栗田やおりも、兵庫ケンイチらも歌を披露した。


夢の花 咲かそう.jpg








 高度成長期を迎えた昭和39年の東京が舞台の芝居「ちんどん」は、夫と死別して子どもを大阪に残して1人東京へやってきた中村演じる主人公が、チンドン屋に住みこんで働くうちにそこの息子(栗田貫一)と結婚して家業を盛りたてていく、笑いと涙の中村が得意とする人情喜劇だ。
 近隣の商店街にとって商売仇である新興のスーパーマーケットの専務役におりも政夫、商店街の会長に仲本工事、チンドン屋の社長に鈴木正幸、その妻に山田スミ子といった配役。

中村美律子・ちんどん.jpg


 中村は花嫁衣装姿を見せてくれている。その姿で商店街を練り歩く場面もある。また、名古屋で実際にプロのチンドン屋として活躍している<べんてんや>の3人がチンドン屋の従業員として出演するなど、芝居は地域に根付いて一生懸命に生きようとする人たちを描いている。

2月新曲の「夢の花 咲かそう」など全12曲を歌う


 2部の「中村美律子オンステージ2013」は、オープニングで珍しいオリジナル曲の「ようやったね」を歌って、正月らしく元気いっぱいに華々しく始まった。
 続く演歌メドレーでは「大阪情話」「島田のブンブン」「おんなの純情」といったお馴染みのをオリジナル曲を歌い、ラストソングは2月13日に発売する新曲「夢 の花 咲かそう」(作詞・たかたかし、作曲・弦哲也、編曲・前田俊明)といった具合に、聴く人を元気にさせてくれる歌を多く揃えた。

中村美律子3.jpg 「夢の花 咲かそう」はさわやかなメロディーの人生の応援歌で、中村にとっては新境地の楽曲。この日はゲストの栗田貫一、おりも政夫とともに、♪ 人生は捨てたものじゃない ~ と3番まで歌いあげた。中村は「歌詞も簡単やし、ぜひ覚えてもらって、歌って広めてもらえるとうれしいです」と、客席に呼びかけていた。
 劇場CD即売コーナーではまた、このCDの予約者に「夢の花瓶」をプレゼントしている。


 このほか、中村がライフワークとしている盲導犬寄贈キャンペーンを行うきっかけとなった「壺坂情話」や、涙なくして聴けない歌謡浪曲「瞼の母」や、大正琴の琴城流家元鈴木琴城さんら8人による大正琴の演奏で「段平いのち」「人生劇場」を、さらには極めつけは「河内おとこ節」と、全12曲を歌った。




ゲストの兵庫ケンイチ(左)と歌う中村美律子

 ステージで初めて披露したという地元名古屋・広小路を舞台にした恋の歌「恋の広小路」も。これは元中日ドラコンズ監督の落合博満さんとのデュエット曲だ。不思議なことにまだ1度も2人で歌ったことがないといい、レコーディングも別々行ったという。この日は兵庫県姫路市出身の歌手兵庫ケンイチと歌った。

中村美律子4(栗田貫一、おりも政夫).jpg
「夢の花 咲かそう」を歌う中村(中央)と栗田貫一(右)、おりも政夫

 ゲストの元フォーリーブスのメンバーのおりも政夫、物まねの栗田貫一も歌を披露。おりもは代表曲の「ブルドック」などを、還暦を迎えるとは思えない軽やかなステップで歌った。会場には江木俊夫も姿を見せて観客に手を振ってあいさつするなど、思わぬ<ツーリーブス>が実現させていた。


 藤色の着物で「河内おとこ節」を歌った中村は「1989(平成元)年から歌っているこの歌は、きょう初めて新しいアレンジで歌いました。新鮮で楽しかったです」と、新春公演を存分に楽しんでいる様子だった。


[中日劇場 中村美律子新春公演]
http://www.chunichi-theatre.com/presents/2013/1/1gatsu1.html
[中村美律子 ウェブサイト]
http://www.goldenmusic.co.jp/mitsuko.htm
[中村美律子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=34462






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