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大沢桃子(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 新曲「ハマギクの花」  ハマギクの花言葉に脊中を押してもらって明日への希望を歌う [インタビュー]

大沢桃子.jpg◆明日で東日本大震災から2年になる。新曲「ハマギクの花」を2013年2月13日に出した岩手県大船渡市出身の演歌のシンガーソングライター大沢桃子は、自分自身で作詞作曲したこの曲で「三陸海岸沿いに咲くハマギクを題材に復興への願いを込めて 明るく朗らかに明日への希望を歌った」と、話している。来月には、震災以来、長く運転を取りやめていた地元の三陸鉄道南リアス線も一部で運転を再開する。再開記念式典が行われる4月3日、大沢はその会場で新曲などを歌って、本格復興へ向けて勇気づける。








 「ハマギクの花」は、逆境に立ち向かうというハマギクの花言葉の通りに、三陸海岸で海に向かって咲いている花をモチーフにした。「ハマギクの花で日本中に笑顔の花を届けられるように」と、大沢の優しさと、歌詞にもある<強く生きると心に決めた>ように、1日も早い復興を願う気持ちを込めた歌である。

 その歌を、一部の区間ながらも運転を再開する南リアス線の起点である盛(さかり)駅で開かれる式典で披露する。昨年歌った「恋し浜」も、地元の復興を応援する内容だった。そのタイトルになったのは、今回2年ぶりに運転を再開する南リアス線の駅である。震災で亡くなった恋しい人を返してほしい、と切なく歌ったヒットした。

 「<恋し浜>を歌っていて、ふる里は今どうなんですか? と良く聞かれたのですが、震災後2回目の春を笑顔で迎えたいと決めて、新曲の<ハマギクの花>は笑顔で歌えて、どこか懐かしくて思わず口ずさみたくなるような曲にしました」

大沢桃子・ハマギクの花.jpg その新曲の発売日は初めて関西で迎えた。昨年は「恋し浜」が関西歌謡大賞の課題曲になり、たくさんの人たちに歌ってもらったこともあって、スタートは関西でといった彼女のひと方ならなぬ想いがあったからだ。

 「カラオケ喫茶店などでキャンペーンをしていたんですが、ここでスタートを切ることができて良かったと思います。どこの会場でも10人程度の人たちが早くも新曲を歌ってくれて、私にあってるみたい、と皆さんたのしそうなんですよ」


 この楽曲では初めてスチールギターの音色やドドンパのリズムを取り入れたという。プロモーションビデオでは彼女は、これも初めて3Dを用いたという。海岸で歌う姿にはCGも使うなど、新しい試みを随所に見せているのも、聴きどころ見どころでもある。

カップリングは信州・松川町が舞台


 「ハマギクの花」のカップリング曲「りんごの故郷」もやはり、大沢が作詞作曲をしている。舞台は長野県松川町。3月24日には、町内の体育館で「松川町りんごの故郷コンサート」を開く。4年連続で町の祭りに招待してもらい、町を挙げての応援をしてくれる恩返しの無料コンサートだという。

 松川町は標高800メートルという高原の町で、りんごなど四季折々の果物の里で知られている。
 「松川町出身のファンクラブのメンバーに東京で開かれたふる里の会に招待してもらったのがお付き合いの始まりでした。震災の前の年には大船渡にバスで来て頂きましたし、私も5年前に初めてお伺いして以来、毎年、行っています。昨年の夏まつりでは大きな花火も上げてもらうなど大歓迎してもらいました」


 今年デビュー10周年を迎えている大沢は、名古屋、東京、盛岡で開く。
 大沢は「ハマギクの花言葉に脊中を押してもらうように明日への希望を歌い、みんなで笑顔でいる時間が増えるといいなぁ」と話していた。




[大沢桃子 オフィシャルサイト]
http://bspro.jp/momoko/
[大沢桃子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka/oosawa/





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