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たくみ稜(メロディーレコーズ) 新曲「オカンの唄」 母に感謝の気持ち 家庭の温かさを感じてほしい  [インタビュー]

たくみ稜.jpg◆来年デビュー30年というたくみ稜が、2013年5月1日に出した新曲「オカンの唄」。母が女手ひとつで育てた子どもとの3人家族の生活を歌っている。作詞家たきのえいじが10数年前に書いた詞で、美輪明宏の「ヨイトマケの唄」のオマージュとも思える楽曲に仕上がった。母親の無償の愛がテーマの歌だが、たくみは「家族の温もりをもう一度見直してほしい」と話している。


 新曲発売日、たくみの携帯電話にたきのからメールが届いた。
 「頂点を目指してがんばろう」と書いてあったという。
 たきのが10数年前に書いた詞に伊川伝が曲を付けた「オカンの唄」。たきのはその歌い手にたくみに白羽の矢を立てた。イメージしていた声にピッタリと合っていたという。それだけに、この楽曲へかける期待度は大きかったようだ。




 「平成のヨイトマケの唄とも言われます。社会全体がまだ貧しかった頃の母子家庭を描いており、がんばって生きる家族の姿を感じ取ってもらえると思います。とりわけ団塊の世代の人たちには共感してもらえるのではないでしょうか」

 5月16日には東京・中野で新曲発表ライブをファンやマスコミ関係者を招いて開いている。
 目頭を押さえる人たちなどや、「田舎の母を思い出しました」と郷愁を訴える声も聞かれたという。
そんなノスタルジックなストーリー性の高い楽曲に対して、たきのはたくみに「感情を入れずに、第3者の目線で冷静に歌うように」と伝えている。

 「この歌をもらって最初に感じたのは、面白い歌だと感じました。でも、たきの先生からは、一言ひとことを引き出しに入れるように、声を抑えて丁寧に歌うようにとアドバイスされて、とても難しい歌であるとも感じましたね」

 技術的にも「8分休符が多く、切って歌わなければならない」ともいうなど、歌いこなすには難しい楽曲だとも。


オカンの唄.jpg たくみには09年に出した「マザー〜おかん ~ 」(ウェブクウ)という楽曲がある。
 <おかん、オカン>は、母親を意味する大阪弁で「思春期になると照れ臭さもあって自分の母親を呼ぶ際に、そのように言うことがある」(たくみ)が、広く西日本で使われる場合もあるようだ。愛媛県大洲市出身のたきのが使っていたがどうかは分からないが、男に混じってヨイコラセ~と働く母親には<オカン>という表現が合っているのかもしれない。

 たくみも「オカンという呼び名には郷愁を感じます。オカンに感謝する気持ちを感じ取ってもらえたらうれしいです」と話している。

 メロディーレコーズは、たくみ稜の新曲「オカンの唄」を課題曲としたカラオケ大会を8月17日に、大阪・茶屋町のライブ&レストラン「ファンタイム ボニーラ」で開く。事前審査を通過した15人が「オカンの唄」をカラオケで歌い、たくみのライブも予定されている。




[たくみ稜 オフィシャルサイト]
http://www.ryo-star-music.com/index.html



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