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キム・ヨンジャ(日本クラウン) 1年半ぶりの新曲「酒ごころ」 日本語を大切に歌う カラオケ好きを魅了 [インタビュー]

キム・ヨンジャ.jpg◆歌い続けて40年というキム・ヨンジャが1年半ぶりに新曲「酒ごころ」を2013年6月5日に出した。ファンが待ち望んだそれは、前作の「月下美人」から一転して酒場を舞台にした演歌らしい演歌。語り、歌いあげるところなどカラオケ好きの心をくすぐる要素を数多く含んでいるという。日本での再スタートを飾るこの楽曲にかける意欲は大きい。7月2日には、イベントを復活させたJR京都駅の大階段で、ミニコンサートと握手会を開く。祖国の韓国では「日本人歌手と思われている」というほどに、日本人以上に日本語を大切にする人で、今作でも主人公の可愛い日本女性を表現する。









 久しぶりに歌うホッとする演歌だという。ふられ上手の可愛い女性を歌う。1年半ぶりの新曲は、キム・ヨンジャのイメージを作り続けてきた前作までと違って、久しぶりの演歌であった。作詞久仁京介、作曲徳久広司、編曲前田俊明のコンビの作品である。
 徳久作品は「北のアカシア」(09年)以来で、「いつも歌手キム・ヨンジャを考えて作品を作っていただいています。今作には、語りがあるし、歌いあげる所もあったりで、カラオケ好きの人たちが歌いたくなるような、良い要素がたくさん含まれています」と、彼女は久々の新曲に満足しきりである。

 事実、新曲を待ち望んでいたファンも多い。チャート誌でも1位、2位と上位にランキングされるなど、その人気には陰りがない。

 今まで半年ごとに新曲を出してきた彼女だが、今回の長い期間の空白は「私生活面での心の整理を付けるため」だったという。その間、韓国で歌っていた。


酒ごころ.jpg 歌手生活40年の内、その大半は日本であり、韓国ではわずか10年程度にしか過ぎない。その韓国では4年前、22年ぶりに新曲「10分以内に」を出したきりであるが、滞在中にはコンサートも開いたという。

 彼女が長く人気を得ている理由のひとつには、日本人以上に日本語を大切にする姿勢にあるだろう。
「私には祖国が2つあります。でも、落ち着いて歌える場所は日本だと思っています。今まで1年が1日のように思えるほどに、北海道から沖縄まで全国を駆け回り、歌ってきた日本ですからなおのことです」


 日本やって来た当初、「命くれない」の意味を「命を頂戴(下さい)」と勘違いしていたという。今でも日本語の歌詞で2割から3割は意味が分からないものがある、という。そうした外国人であればこそ、正確な日本語を使って歌いたいという気持ちが募る。

 「メロディーも大切なんですが、それにも増して詞の意味を理解して、作詞者の心に近づき、表現したい」という真摯な気持ちは、日本でのデビュー当初から今に至るまで変わらない。

 「今まで歌ってきた歌の主人公たちはみんな綺麗な女性なんですね。自分じゃないそうした女性に成りきるためにも、詞を理解しなければなりません」
曲をもらい、歌い始めて半年が経つ頃にようやく「主人公に成り切ったと自信をもてるようになれます」と笑う。

 日本での再スタートを切った彼女は、今、「ご無沙汰していました」と、あいさつも兼ねて、各地でキャンペーンを展開している。
 関西でも6月27日には午後12時半から大阪府堺市のおおとりウイングスでミニコンサートと握手会を開くのに続いて、同4時からは八尾市のアリオ八尾店でも予定している。
 さらに7月2日午後2時からは、JR京都駅ビルの大階段で長らく中止していた歌唱キャンペーンが復活されるのに伴って、その演歌第1号となるミニコンサートと握手会を行う。





[キム・ヨンジャ オフィシャルサイト]
http://www.kimyonja.com/
[キム・ヨンジャ ]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kim-yonja/whats.html




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