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福田こうへい(キングレコード)  すがすがしさとシンプルさ、民謡ティストが日本人の琴線に  [福田こうへい レポート]

みちのく民謡ベスト 300.jpg
[福田こうへいレポート 2013.11.13]

◆昨晩放送されたNHKの「歌謡コンサート」に出演した森進一は、番組の冒頭で「4000曲にも及ぶ古賀メロディーは演歌の原点」と言い、それを知るには多くを語るよりも歌を聴いてもらうのが一番と歌を促せた。

 その言葉に押されるように、福田こうへいは「魂を込めて一生懸命に歌わせていただきます」と、西條八十作詞、古賀政男作曲の「誰か故郷を想わざる」(1940=昭和15年)を歌った。

 弱音を吐くな強気になれよと、遠き地からふる里を想う「南部蝉しぐれ」と、友と遊んだ野山や、嫁ぐ姉を見送ったふる里を回想する「誰か故郷を想わざる」の哀愁感は、どこか似ていなくもない。それを福田は節々と歌った。

 来年、芸能生活50周年を迎えるベテラン歌手の湯原昌幸は福田の「南部蝉しぐれ」を「いい歌だと思う」と評している。自らが歌うジャンルとはまったく異なるが、その理由を「すがすがしさ、シンプルさ、それに日本人の琴線に触れる民謡テイストが、聴く者の気持ちをとらえる」というのである。

 湯原は「ヒット曲は時代と添い寝する」という。それがそうなのかは分からないが、まっすぐに歌う福田の姿勢は多くの人の心をとらえていることに違いない。

 それを表すかのように、2013年11月18日付のオリコン誌のチャート「演歌 TOP 50」では、前週からワンランクダウンして4位ながらもベストテン内をロングキープし続けている。

 12月4日にはアルバム「みちのく民謡ベスト」を発売する。過去2タイトルの民謡アルバムから、出身地の東北地方に伝わる名曲を集約している。日本民謡フェスティバルでのグランプリ受賞曲「南部牛追唄」など16曲を収録している。


[福田こうへい オフィシャルサイト]
http://fukuda-kouhei.syncl.jp/
[福田こうへい キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=43580




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