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嶺陽子(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 恒例のコンサートに600人  新曲「あした あした またあした」など歌う  大阪ドーンセンター [コンサート]

嶺陽子3.jpg◆オリジナルの演歌・歌謡曲とともに全国の市町村歌を歌う嶺陽子が、2013年11月30日、大阪市中央区の大阪ドーンセンターでコンサートを開き、全国各地から約600人の観客を集め、今年5月に出した新曲「あした あした またあした」など全24曲を歌った。18歳で沖縄県石垣島市から大阪に出てキャバレー歌手などを経て、今年でメジャーデビュー25周年を迎えている。歌手では唯一とも思える自身のゆるキャラを持っており、ステージだでは、その<陽子ちゃん>との共演も花を添えた。


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 トレードマークの自らデザインした沖縄の紅型ドレスを着て、コンサートのオープニングに現れた嶺は、かつて自費出版した「夜の川」(東芝音楽工業)から歌い始めた。
 25年の歩みを振り返るかのように、メジャーデビュー曲の「くしはら風の恋歌」から「女あっての男じゃないの」(1999年)「皿山情話」(2009年)、そして「あした あした またあした」(13年)、同カップリング曲「恋吹雪みやがわ」(同)とも年代を追って代表曲を紹介した。

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 歌手のスタートはキャバレーからだった。大阪はもちろん全国を巡り歩いたという。「1週間分の衣装とCDを鞄に詰めて、歌わせて下さいとお願いして回りました」と嶺。重たい鞄を持つので手には豆ができたが、その手で客と握手して歌った。
 間もなく、評判だったソフトな歌声が買われて市町村歌を歌うことになる。第一号は兵庫県宍粟郡波賀町(現・宍粟市)の町歌だった。その曲数は現役歌手ではNo1の実績を誇る300曲にもなり、「市町村歌の女王」や「公務員歌手」とも称されるほど。

 1988(昭和63)年にはキャバレー歌手を辞め、市町村歌を歌うことと並行して演歌歌謡曲の歌手として専念することを方向転換。テレビに出演したり各地のCDショップやカラオケ喫茶店でのキャンペーンにも力を入れ始めた。
 オリジナル曲を歌い始め、新曲の「あした あした まちあした」で10曲目になる。

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 その「あした あした まちあした」は、人生いろんなことがあるけれど、まぁっいいか、と明るく明日へ歩いていこう ― という人生応援歌。
 沖縄の言葉「なんくるないさぁ~」のように、なんかなるさぁ~と楽しく歌って生きていこうといった、嶺の性格をそのまま表すかのようである。
 カップリングの「恋吹雪みやがわ」は、一転して本格演歌。岐阜県飛騨市宮川町を舞台にした恋歌。

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 定期コンサートはメジャーデビューする前から毎年開催している。全国の市町村歌を歌っていることもあって、各地から応援の人たちがやって来る。今回はオリジナル曲「皿山情話」の舞台となった長崎からもたくさんの人たちが詰めかけていた。
 「楽しくなければコンサートではない」(嶺)の考えから、数年前からは嶺のゆるキャラ「陽子ちゃん」も一緒にステージに登場して、観客の目を楽しませてくれている。
 今回もステージの随所に現れて愛嬌を振りまいていた。

 ラストでは「元気が一番!」と嶺の掛け声に合わせて、客席と一緒に「あした あした まちあした」を大合唱した。




[嶺陽子 オフィシャルサイト]
http://www.mine-yoko.com/index.html
[嶺陽子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka/mine_yoko/



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