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葵かを里(徳間ジャパンコミュニケーションズ)  好スタートの京都シリーズ第4作「保津川ふたり」  ワンランク上へステップアップをねらう [インタビュー]

葵かを里.jpg◆京都を4作連続して歌う葵かを里の新曲「保津川ふたり」は、前作の「鴨川なみだ雨」では三条大橋ですれ違った愛し合うふたりが、今度は保津川で出会って、ついには駆け落ちをしてしまう。京都恋歌シリーズの一応の完結編。今回はカップリングに地元愛知県西尾市を舞台にした「西尾恋歌」と、前作に続くダンスミュージック「あなたとルンバ」の2曲を収録した。2013年12月4日に発売して、同23日付のオリコン誌の演歌チャートでは初登場3位という幸先のよいスタートを切っている。葵は「この歌でワンランク上をねらってステップアップしたい」と話していた。


保津川ふたり.jpg






 京都を舞台にした恋歌を4作続けて歌った歌手は演歌界広しと言えども、葵ぐらいであろう。「桂川」(11年)に始まった京都恋歌<川シリーズ>は、「京都白川 おんな川」(11年)「鴨川なみだ雨」(12年)へと3作続いた。この種のシリーズは通常<3部作>止まりだが「愛し合うふたりを離れ離れにしたままで終わるの悲しい」(葵)と、異例の4作目となった。

 京都の演歌と言えば葵かを里と言われるほどになった。日本舞踊を舞いながら歌う、葵の姿は京都という格好の舞台を得て、多くの演歌ファンの頭に焼き付けられるようになった。
 来年はデビュー10周年になる。「いい形で迎えられるようにがんばって歌っていきます」と、先日、大阪・十三のCDショップ恵比須堂本店での歌唱キャンペーンで集まった観客に話しかけていた。

 今回、京都シリーズ4曲のすべてを一度に楽しめるDVD「葵かを里ビデオ・コレクション~保津川ふたり/鴨川なみだ雨」(カラオケ込みで8曲収録)を同時発売している。

葵かを里2.jpg

 気になるのは早くも次作がどうなるのか。
 ここまできたら徹底的に京都シリーズを続けてほしい ― 記者は、そうリクエストしてみた。
 <寺シリーズ><花シリーズ><祭りシリーズ>と、京都を舞台に歌う素材は事欠かないからだ。京都を歌う演歌歌手として<京都観光大使>として活躍する姿を想像してみた。


 ところで葵は12月15日に西尾市から「西尾市観光親善大使」に任命されている。カップリング曲にもなっている市制60周年記念曲「西尾恋歌」を歌ったのがきっかけになった。彼女は同市吉良町の出身で、地元に古くから伝わっていた「吉良慕情」をかつてアルバムに収録したことはあったが、オリジナル曲で地元を歌ったのは初めて。
 来年1月19日にはその西尾市の文化会館大ホールで「新曲発表コンサート」を開くという。

BS-TBSで密着番組


 明日の22日午後9時からBS-TBSで放送される「報道部」で、CDが売れない苦境に立たされている演歌界にあって、連日、キャンペーンを展開してヒットを目指している葵かを里が取り上げられる。11月に千葉県内のカラオケ喫茶店で行った歌唱キャンペーンなどに密着取材したものである。

 25日には沖縄コンサートで、30日まで仕事をして、新年は2日からスタートを着るという忙しさ。10年目を迎える来年は「好調な『保津川ふたり』を大ヒットさせ、さらに上を目指してがんばって歌っていきます」と、力強く厳しい業界に立ち向かっていく姿勢を見せていた。





[葵かを里 オフィシャルサイト]
http://wwwb.jnc.ne.jp/aoikawori/index.htm
[葵かを里 徳間ジャパン込み二ケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka/aoi_kawori/

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