山内惠介(ビクターエンタテインメント) 初主演映画で舞台挨拶 廃業の危機に直面した昭和好きな歌手役 [映画]
◆イケメン演歌歌手、山内惠介が初出演で初主演している映画「山内惠介THE歌謡ムービー 昭和歌謡危機一髪!」が、2014年1月11日から公開されている。同12日朝、山内は大阪市浪速区のなんばパークスシネマで、共演し音楽監修の元チェッカーズリーダー、武内淳とともに舞台挨拶し「ラップ調にアレンジした演歌をロックギターの演奏で歌うなど、演歌の新しい試みも感じてもらえるし、楽しんでもらえるシーンもたくさんあります。人生の危機を乗り越える参考にもなるはずです」と、作品をアピールした。
舞台あいさつでポーズをとる山内(右)と武内、(写真右)はアカペラで「買物ブギー」を歌う山内たち
オリジナルの演歌とともに、歌謡曲や映画が元気だった昭和の銀幕歌謡曲を歌い続けている山内が、ついに自ら銀幕のスターになった。
特別出演の德光和夫のインタビュアーが山内にインタビューする、一見、ドキュメンタリータッチ風にドラマは進展する。
「山内惠介THE歌謡ムービー 昭和歌謡危機一髪!は、山内演じる若手実力派歌手の山内惠介が、歌とは何かを病気で休業する中で見い出し、再出発を果たすまでを描いている。
演技は素人という山内だが、映画ではギャグの間の取り方など一部を除いて、次作の主役作品も期待したいほどの出来栄え。
昭和歌謡が大好きという武内はロックギターで演歌をアレンジして見せており、舞台挨拶では「ソウルミュージックをやっているが、それは日本の演歌とまったく同じです。演歌にも色んな方向性があるんじゃないかな」と山内にアドバイスする場面も。
山内はそれに応えて「これから色んなアレンジの昭和歌謡にチャレンジしてみたい」と話してしていた。
同じ歌詞を繰り返して歌う奇病に罹った<山内惠介>
映画は昨年夏に撮影した。
山内はデビュー30年の音楽界の大先輩の武内とは、この作品の撮影をきっかけに知り合ったという。
同郷の武内の印象を「初対面の時にはぶん殴られそうな威圧感があったけれど、九州弁で話していると、器の大きい素敵な人だと思いました」ともちあげると、武内は「すごっく可愛い子なんですよ」と返していた。
2人はまた即興で「買物ブギー」をアカペラで披露して見せると、客席からは自然と手拍子も飛び出していた。
映画の中では、したり顔でステレオタイプな発言をする元音楽ライターや、歌うことをやめた手売り専門の元インディーズ演歌歌手、音楽業界に参入したゲームソフトメーカー、売れないミュージシャンなどが次々と登場するなど、今の音楽業界の世界を風刺しているのかと思ったら、オヤジギャグ以上に笑えないギャグに思わず笑ってしまうチープさもある。
山内の所属事務所社長ら業界人も多数出演する。本人の後援会メンバーと思われる人たちがセリフを棒読みしたり、全編オールロケという低予算制作の自主制作映画ぽさは、監督の当初からの狙いなのか。ニッポン放送開局60周年記念作品だというから、恐らくそうなのだろうけれど。
主人公の山内惠介(本人)は、歌詞をレコードの針飛びのように同じところを繰り返して歌ってしまう<リフレイン症候群>をいう奇病に罹って歌手を休業する羽目に。現場復帰するまでには4年の歳月がかかるが、その間に<歌は誰のために歌うのか>を再認識させられたことが契機になって立ち直りを果たす。
元インディーズ演歌歌手の曽根崎そね男は、山内の復帰に自分が果たせなかった夢を<託し>、山内は自分を支えてくれた人たち一人ひとりに<恩返し>したい、と業界で良く耳にする言葉が飛び出るのもは、やはり風刺喜劇か。
[山内惠介 オフィシャルサイト]
http://www.mitsui-ag.com/keisuke/
[山内惠介 ビクターエンタテインメント]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A015622.html
舞台あいさつでポーズをとる山内(右)と武内、(写真右)はアカペラで「買物ブギー」を歌う山内たち
オリジナルの演歌とともに、歌謡曲や映画が元気だった昭和の銀幕歌謡曲を歌い続けている山内が、ついに自ら銀幕のスターになった。
特別出演の德光和夫のインタビュアーが山内にインタビューする、一見、ドキュメンタリータッチ風にドラマは進展する。
「山内惠介THE歌謡ムービー 昭和歌謡危機一髪!は、山内演じる若手実力派歌手の山内惠介が、歌とは何かを病気で休業する中で見い出し、再出発を果たすまでを描いている。
演技は素人という山内だが、映画ではギャグの間の取り方など一部を除いて、次作の主役作品も期待したいほどの出来栄え。
昭和歌謡が大好きという武内はロックギターで演歌をアレンジして見せており、舞台挨拶では「ソウルミュージックをやっているが、それは日本の演歌とまったく同じです。演歌にも色んな方向性があるんじゃないかな」と山内にアドバイスする場面も。
山内はそれに応えて「これから色んなアレンジの昭和歌謡にチャレンジしてみたい」と話してしていた。
同じ歌詞を繰り返して歌う奇病に罹った<山内惠介>
映画は昨年夏に撮影した。
山内はデビュー30年の音楽界の大先輩の武内とは、この作品の撮影をきっかけに知り合ったという。
同郷の武内の印象を「初対面の時にはぶん殴られそうな威圧感があったけれど、九州弁で話していると、器の大きい素敵な人だと思いました」ともちあげると、武内は「すごっく可愛い子なんですよ」と返していた。
2人はまた即興で「買物ブギー」をアカペラで披露して見せると、客席からは自然と手拍子も飛び出していた。
映画の中では、したり顔でステレオタイプな発言をする元音楽ライターや、歌うことをやめた手売り専門の元インディーズ演歌歌手、音楽業界に参入したゲームソフトメーカー、売れないミュージシャンなどが次々と登場するなど、今の音楽業界の世界を風刺しているのかと思ったら、オヤジギャグ以上に笑えないギャグに思わず笑ってしまうチープさもある。
山内の所属事務所社長ら業界人も多数出演する。本人の後援会メンバーと思われる人たちがセリフを棒読みしたり、全編オールロケという低予算制作の自主制作映画ぽさは、監督の当初からの狙いなのか。ニッポン放送開局60周年記念作品だというから、恐らくそうなのだろうけれど。
主人公の山内惠介(本人)は、歌詞をレコードの針飛びのように同じところを繰り返して歌ってしまう<リフレイン症候群>をいう奇病に罹って歌手を休業する羽目に。現場復帰するまでには4年の歳月がかかるが、その間に<歌は誰のために歌うのか>を再認識させられたことが契機になって立ち直りを果たす。
元インディーズ演歌歌手の曽根崎そね男は、山内の復帰に自分が果たせなかった夢を<託し>、山内は自分を支えてくれた人たち一人ひとりに<恩返し>したい、と業界で良く耳にする言葉が飛び出るのもは、やはり風刺喜劇か。
[山内惠介 オフィシャルサイト]
http://www.mitsui-ag.com/keisuke/
[山内惠介 ビクターエンタテインメント]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A015622.html
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