水田竜子(キングレコード) 新曲「平戸雨情」 2月26日発売 異国情緒いっぱいの旅情演歌 [水田竜子 Ryu song]

[水田竜子 Ryu song Vol.14 ]
◆水田竜子さんが新曲「平戸雨情」を2014年2月26日に出す。歴史が大好きな水田さんは歌による日本全国の歴史紀行を綴っている。前作の岩手県平泉町に次いで訪ねる先は長崎県平戸市である。

古くから海外との交易の舞台となってきた町として知られてきた。遣隋使の時代から東アジアと交流し、16世紀にはポルトガルやオランダなど西欧の窓口として国際都市の顔を見せた港町である。
記者は全国を駆け巡る水田さんが羨ましくてならない。平安朝の黄金の国、平泉にいたかと思うと、今回は南蛮文化ただよう町に舞台を移して歌う。自由奔放に歴史の町を訪ね歩くそれが堪らなく魅力的なのである。
その「平戸雨情」は、異国情緒を漂わせるメロディーと歌詞が、今までの水田演歌とは趣きを少し違えている。彼女の歌は見事に、その異国の雰囲気を再現してみせてくれいる。
♪ 女泣かせの 雨がふる ~ と歌うラストは、その極め付けだろう。
まだ聴かない生歌を早く聴いてみたいものと、今から楽しみにしている。

海辺での撮影とともにオランダ商館、平戸ザビエル記念教会、平戸城など平戸の町を歩く水田さんの姿を収めたDVDは3月に発売されるという。
「 天気にも恵まれ、いい映像が撮れたと思います。平戸城はゆっくり中を見て回る事は出来ませんでしたが、その香りは感じてきました」と、城好きの彼女らしく撮影を楽しんだようだ。
カップリング曲は「砂の像・・・鳥取砂丘にて」である。
鳥取砂丘を舞台にした歌は、水森かおりさんが03年に出した「鳥取砂丘」が知られているが、それにあえて挑戦するかのような旅情演歌である。
ただこれは「月の砂漠」を連想させるようなスローなメロディーによって、旅情感を一層を引き立てており、砂丘を幻想の世界にも変えてしまっているかのようだ。
どちらも前作までの一連の水田作品とは違った趣深いものとなっている。発売が待ち遠しい。
[水田竜子 オフィシャルサイト]
http://www.mizuta-ryuko.com/
[水田竜子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10431
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