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福田みのる(ホリデージャパン)  作曲家花岡優平の自叙伝を歌った新曲「大分 ~ Oita ~ 」  あらゆる世代に好評 [インタビュー]

福田みのる.jpg「大分 ~ Oita ~ 」福田みのる =写真・左= の新曲のタイトルである。東京というタイトルの歌はあったが、地方都市の名前がタイトルなんて前代未聞。そんなインパクトをねらったのだという。4年前にホリデージャパンに移籍して、これで3作目になる。作詞、作曲をした花岡優平の過去を振り返る自叙伝的な楽曲である。それを福田は、頭上に広がる青空を見上げるように明るく歌っている。明日への希望を感じさせるかのように。








 ♪ よじれた家族 ~
 ♪ やさぐれ俺らは ~

 誰のことを書いた歌詞なんだろう。タイトルといい歌詞といい、分からないところが多い。もしかすると福田自身のことを歌っものなのか。でも彼の出身地は熊本県である。
 会って、まずそのことを訊ねた。

 「花岡先生が自分の過去を振り返って書かれた詞です。中学を卒業して上京されたと聞いています。生母との別れ、継母との確執など、ぐれる寸前の状態で、ふる里を飛び出すことで精神状態を保ったのでしょう。大分駅のホームでの家族との別れを描いて歌っています」

 花岡は自分のライブでギターをチューニングしながら、自分の過去をボソボソと話すことが多かったという。それを聴いていたレコード会社のプロデューサーが「これに曲を付けられない」と口にしたのがきっかけだった。昨年の9月の話だった。
 10月にはレコーディングが行われ、12月4日にはCDが発売されるといったスピード展開だった。


福田みのる 大分.jpg タイトルにはたとえば<別れのホーム>など、それらしいものが考えられたが、結局、度肝を抜くインパクトの強さをねらって「大分」とした。もちろん大分(別府市)は花岡の出身地である。やしきたかじんのヒット曲「東京」のように、大都市名をタイトルに用いた例はあるが、大分はもちろん初めてである。もちろんご当地ものの歌でもない。

 「暗かった子どもの頃を思い出した歌詞ですが、決して暗くならないで青空の下で歌っているイメージ、明るく表現してと言われています。継母にはこの『大分 ~ Oita ~ 』を聴いてもらったそうですが、涙を流しておられたと聞いています」

 発売後の反響は。
 「年齢も関係なく、20歳の人もお年寄りの方にも、いい歌詞だめって褒めてもらっています」



 福田は新国劇の大山克己に殺陣を学ぶなど俳優としてのスタートを切った。今でも朗読や小芝居などには顔を出すことはあるが、ここ10数年は歌手に専念している。
 東京では毎月1回の定期ライブをスナックに30人ほどを招いて開いている。カップリング曲の「アリガトウ」は、そんな時に歌うエンディングソングとして作ったバラードだ。
 3月16日には大阪市大正区の情熱ホール楽で関西在住の歌手らと歌謡イベントを開く。また6月29日には大阪NHKホールでホリデージャパン主催のコンサートにも出演する。


[福田みのる オフィシャルサイト]
http://minoru-f.com/
[福田みのる ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/menu/artist_ha4_hm.html



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