SSブログ

坂本冬美(ユニバーサルミュージック) 待望、13年ぶりの座長公演 「新版 女の花道」と歌謡ショー 大阪・新歌舞伎座

坂本3.jpg坂本冬美が13年ぶりに芝居と歌謡ショーの座長を務める「坂本冬美特別公演」が、きょう5月9日、大阪・新歌舞伎座で幕を開けた。31日まで。芝居は16年前に一度演じられたものの再演。大阪から江戸へ出て日本一の役者を夢見る加賀屋歌右衛門を演じる坂本が失明の危機に直面、それを蘭学医の勝野洋演じる土生玄碩が助けるという2人の熱い友情を描いている。歌謡ショーでは最新曲の「男の火祭り」から数々のヒット曲や大阪をテーマにした歌のカバーまで色取り取り。芝居と歌で同じレコード会社の後輩、森山愛子が初出演している。


男唄.jpg











坂本5.jpg 地元の関西では13年ぶりというファン待望の座長公演。「ファンのみなさんから熱い後押しがあって関西で再び座長公演をさせていただくことになりました」と坂本。
 芝居の一番の見せ場は、歌右衛門の命の恩人である医師玄碩の命の危機を救うため、玄碩のもとへ駆け付けるシーン。

 公演中の舞台で救いを求める玄碩の手紙を見せられた歌右衛門は、観客に事情を説明し中座を求める。歌右衛門から涙の懇願を受けた観客たちは、ここぞとばかりに強きを挫き弱きを助ける江戸っ子気質で客席から「行ってやれ」と大声で送りだす。
 思わず見る者の涙を誘うところでもある。





 この一番の泣かせどころに坂本は「リアルな客席からも本当に声がかかるような芝居が出来たらいいなぁ、と思っています」と、意気込みを語っていた。

坂本6.jpg
坂本7.jpg
坂本8.jpg

 坂本が初舞台で初座長を務めたのは大阪・新歌舞伎座だった。「私にとってはふる里に帰って来たような気持ちです」という思い入れの強い舞台でもある。そこでの13年ぶりの座長公演は「歌手のステータスと思っていただいている人も多く、自分にとっても自信につながるもの」と、緊張しながら初舞台を迎えた。

 約1ヶ月の長丁場にはウォーキングやストレッチで体調管理に努めているという。ダブル座長公演もした藤あや子すらは稽古中からスタミナたっぷりなディナーと見まがうような朝食など食事を届けてもらったといい、公演中には「2、3回は応援に駆けつけてくれるようです」(坂本)という。

坂本9.jpg
坂本011.jpg

 芝居と歌謡ショーを通して、今回の公演で最も坂本らしさが見られるのは「女と男の両方を演じ分けているところ」だという。歌謡ショーは女唄、男唄の両方を聴かせてくれる彼女は、5月7日にはふる里和歌山の那智の火祭りを歌った最新曲「男の火祭り」を含む、男唄ばかり16曲を収録したアルバム「男唄」を出したばかりだ。
 「一度に女坂本と男坂本を見てもらえる演出を楽しんでほしい」と坂本。


坂本010.jpg[坂本冬美 オフィシャルサイト]
http://fuyumi-fc.com/
[坂本冬美 ユニバーサルミュージック]
http://store.universal-music.co.jp/fs/artist/c/sakamoto
[大阪・新歌舞伎座]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20140509.html



nice!(3)  コメント(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。