植村花菜(キングレコード) 初の洋楽カバーアルバムをリリース [生駒幹人のCDウォッチング]

年8月27日にデビュー10年目にして初めての洋楽カバーアルバム「The Covers-60’s to 70’s」をキングレコードからリリースしました。
植村花菜ば兵庫県出身で、2010年にリリースした「トイレの神様」がオリコン1位にランキングされるなど大ブレイクをしました。その年のNHK紅白歌合戦では8分弱ものヴァージョンで歌唱したことを覚えている方もたくさんいらっしゃるでしょう。

2年前にアメリカのニューオリンズやニューヨークを訪ねた際に触れたジャズに影響され、アルバムではポップスを全編ジャズアレンジにしています。
とは言うもののキャロル・キングの「ソー・ファー・ア・ウェイ」では原曲に忠実に歌っているほか、ニール・ヤングの「ハート・オブ・ゴールド」は、強くも優しい歌声で歌うなど、ジャズアレンジとは思えないような聴き手に心地よい印象を与えてくれる仕上がりなっています。
「ジャズとポップスのええとこどり」「ポップスしか聴かない人や、ジャズしか聴かない人にも楽しんでもらえる一枚」と本人がコメントしているように、誰もが心地よく聴ける新しい植村花菜の世界に浸れる一枚であることに違いありません。
恵比須堂十三本店・生駒幹人
<生駒幹人 プロフィール>

深夜ラジオ「ABCヤングリクエスト」でザ・ナックの「マイ・シャローナ」を聴いて洋楽に目ざめる。以来、ビルボードなどのTOP40チャートなどをラジオから聴いて青春時代を過ごし、洋楽にドップリとつかる。
現在も洋邦のチャートをチェックしつつ、洋楽からアイドル・歌謡曲など幅広く良質な音楽を紹介している。
[恵比須堂十三本店]
http://www.ebisudo.net/
2014-09-10 11:21
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