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岩波理恵(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 「こんな夜(よ)はせつなくて」 実体験を歌う 杉本眞人作詞作曲の作品 [インタビュー]

岩波理恵1.jpg◆10年経ってもお互いにまだ1人でいたら、その時は一緒になろうね。そう言って2人は別れた。6年続いた恋愛だった。歌手岩波理恵が実際に体験したデビュー前のラブストーリーである。2014年9月3日に発売された彼女の新曲「こんな夜(よ)はせつなくて」は、本人からその話を聞いた作曲家で作詞家の杉本眞人が、そのまま詞に綴ったラブソングだ。



岩波理恵・こんな夜はせつなくて.jpg










 「私の歌を初めて聴く人が涙を流してくれて、CDを買ってくれるんですよ」
岩波は少し照れ臭そうに話す。
 初めて挑んだメジャー調(明るい曲調)は甘酸っぱく、フォークソングの香りも漂っている。杉本が得意とするメロディだ。

 10年来の付き合いがあるという杉本には、岩波はなんでも話ができる間柄である。
 芸能界入りする以前の彼女はキャビンアテンダントをしていた。そんな頃に知りあった3歳年上の男性と恋に落ちたが、間も無くアメリカへ渡った彼とは遠距離恋愛。
 「こっちへ来ないか」と誘われたが、芸能界でスターになる夢を持つ彼女は海を渡ることが出来なかった。

 その時に交わした言葉が「10年経ったら - 」である。
 「あの時に<はい>と言っていたら、歌手にはなっていなかったでしょうね」
 そんな体験を杉本に喋った。

 男性は今は結婚もしてアメリカで仕事を頑張っているだろうという。
 「もう一度逢えたら、私も頑張ってるよと知らせて、さようならと言いたい 」


岩波理恵2.jpg 杉本が岩波の気持ちをそのママに表した新曲「こんな夜はせつなくて」を岩波は「歌うのには照れ臭さもあった」という。珍しく作詞までを手がけた杉本真人はそんな彼女に「感情や雑念を入れないで、自分を俯瞰するように、聴く人に訴えかけるように歌って」といったアドバイスにを送った。

 「上手に歌おうと思わずに、別れた時を思い出しながら素直に歌ってます。女性の切ない気持ちが表現できたら聴いてくれる人たちに届くでしょう」

 辛い出来事だったはずだが、それをさらりと流れるように歌う。まるで他人が演じるドラマのように。それが歌の切なさを増しているようだ。




 ところで岩波さん、結婚は?
 「願望はありますよ。でもいつまでも歌は続けていたいですね」
 その歌は「2020年の東京五輪に向けて日本の歌謡曲を海外の人たちにもっと知ってもらいたい」を、元キャビンアテンダントらしく夢は大きい。




[岩波理恵 オフィシャルサイト]
http://yaplog.jp/dsrie/
[岩波理恵 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka/iwanami/

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