中村美律子(キングレコード)神野美伽(同) 新歌舞伎座で新春特別公演 最強コンビによる初笑芝居と迫力満点の歌謡ショー [新歌舞伎座]
◆中村美律子と神野美伽の<最強コンビ>による2015年の新春特別公演が、1月2日、大阪・上六の新歌舞伎座で幕を開けた。浪花人情喜劇「春の夢 浪花のカタキ討ち」と歌謡ショー「寿!浪花歌合戦」の2部構成で25日まで。中村と神野は初日の2日、開演前に劇場入口で集まったファンを前に挨拶。中村は「2人で火花を散らすのでやけどをしないでくださいね」と熱気を振りまき、神野は約2年ぶりのコンビ公演に「パワーアップした2人の出陣式です」と、それぞれ長い1ヶ月公演への意気込みを見せた。
公演初日にファンを前にあいさつする中村美律子(右)と神野美伽
2人による新歌舞伎座での公演は2012年10月以来で、その時はかけ合い漫才のような名コンビぶりを披露してくれたが、今回はさらに2人が<最強>にパワーアップしたところを見せている。
打打打団天鼓による太鼓パフォーマンスは見物で、中村、神野のふたりも交じっての演奏は見るものを楽しませてくれる。
実力派歌手2人による歌謡ショーは、タイトルの「寿!浪花歌合戦」通りに、共に日本人の心にしみる歌を披露して迫力満点。
中村は台詞入り「壺坂情話」「瞼の母」や「河内おとこ節」など、惜しげもなく次々と人気曲を歌い上げる。神野も「無法松の一生 〜 度胸千両入り 〜 」「ひばりの佐渡情話」、そして「酔歌(ソーラン節入り)」をジャズ風にアレンジして、迫力の中にもニューヨーク風のおしゃれさも感じさせている。
代表的なオリジナル曲のコーナーでは「この世は女で廻るのよ」(中村)「浮草の川」(神野)の新曲も披露する。
正月らしさを演出しようと工夫を凝らしたのが歌謡組曲「桂春団治物語」。「浪花恋しぐれ」をはじめ、桂春団治を題材にした歌をそれぞれが歌って劇風に仕上げている。
観客からのリクエストに応える「昭和名曲リクエスト コーナー」もあって、盛り上がりを見せていた。
1部の人情喜劇「春の夢 浪花のカタキ討ち」は舞台が大阪・日本橋。隣家どうしで親の遺言を理由に口喧嘩が絶えない仏具屋のおなか(中村)と薬屋のおしん(神野)が主人公。2人は武家兄弟の敵討ちを手助けすることで休戦するが、その騒動で2人は実は姉妹だったことがわかる。
「笑って泣いてもらえる楽しい芝居です」と2人。
仲の悪い隣りどうしのふたり、実は姉妹だった
中村が挨拶で「初日はまだぎこちないけれども、後半には(こなれてきて)もうぐちゃぐちゃです」と話した通りに、初日の芝居では中村が台詞を間違えるシーンも。これも正月らしい笑に変えての芝居に観客も大喜びだった。
[中村美律子]
http://www.goldenmusic.co.jp/mitsuko_nakamura.html
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=34462
[神野美伽]
http://www.shinno-mika.com/
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13450
[新歌舞伎座]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20150102.html
公演初日にファンを前にあいさつする中村美律子(右)と神野美伽
2人による新歌舞伎座での公演は2012年10月以来で、その時はかけ合い漫才のような名コンビぶりを披露してくれたが、今回はさらに2人が<最強>にパワーアップしたところを見せている。
打打打団天鼓による太鼓パフォーマンスは見物で、中村、神野のふたりも交じっての演奏は見るものを楽しませてくれる。
実力派歌手2人による歌謡ショーは、タイトルの「寿!浪花歌合戦」通りに、共に日本人の心にしみる歌を披露して迫力満点。
中村は台詞入り「壺坂情話」「瞼の母」や「河内おとこ節」など、惜しげもなく次々と人気曲を歌い上げる。神野も「無法松の一生 〜 度胸千両入り 〜 」「ひばりの佐渡情話」、そして「酔歌(ソーラン節入り)」をジャズ風にアレンジして、迫力の中にもニューヨーク風のおしゃれさも感じさせている。
代表的なオリジナル曲のコーナーでは「この世は女で廻るのよ」(中村)「浮草の川」(神野)の新曲も披露する。
正月らしさを演出しようと工夫を凝らしたのが歌謡組曲「桂春団治物語」。「浪花恋しぐれ」をはじめ、桂春団治を題材にした歌をそれぞれが歌って劇風に仕上げている。
観客からのリクエストに応える「昭和名曲リクエスト コーナー」もあって、盛り上がりを見せていた。
1部の人情喜劇「春の夢 浪花のカタキ討ち」は舞台が大阪・日本橋。隣家どうしで親の遺言を理由に口喧嘩が絶えない仏具屋のおなか(中村)と薬屋のおしん(神野)が主人公。2人は武家兄弟の敵討ちを手助けすることで休戦するが、その騒動で2人は実は姉妹だったことがわかる。
「笑って泣いてもらえる楽しい芝居です」と2人。
仲の悪い隣りどうしのふたり、実は姉妹だった
中村が挨拶で「初日はまだぎこちないけれども、後半には(こなれてきて)もうぐちゃぐちゃです」と話した通りに、初日の芝居では中村が台詞を間違えるシーンも。これも正月らしい笑に変えての芝居に観客も大喜びだった。
[中村美律子]
http://www.goldenmusic.co.jp/mitsuko_nakamura.html
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=34462
[神野美伽]
http://www.shinno-mika.com/
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13450
[新歌舞伎座]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20150102.html
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