藤みえこ（徳間ジャパンコミュニケーションズ） ４年ぶりの新曲「二升五合（にしょう ごんごう）」 美詠子から改名して新たなスタート

◆藤みえこが「紅の舟」から４年ぶりに新曲「二升五合（にしょう ごんごう）」を去年11月に出した。女性を主人公にした作品を多く歌ってきたが、今作は「二升五合」という男歌。今までとまったく違った雰囲気の楽曲に当初は「詞（言葉）をどのように表現すれば良いのか迷った」というものの、人生に一期一会の出会いがあるように「この歌で新しい藤みえこを感じてもらえるとうれしい」と、ワクワク感を持って歌い続けている。



　定年を待たずに夫婦して始めた居酒屋、それの升升半升（ますます はんじょう ＝ 二升五合）を願う内容の宴会演歌。
　この歌を藤は「何度も歌い込むことで、難しかった細かいふしまわしで繊細さを表現した」と話している。

　新曲までの４年は決して短くはなかった。
　「壁にぶつかったことも何度かあった。でも前だけを向いていれば支えてくれる人がいる、と思って頑張ってきました。それだけに今までの楽曲の中で最も思い入れが強い」


　藤の歌手としてのキャリアは長い。すでに８歳で京都・南座の舞台に上がって歌っている。女の子が生まれると歌手にしたいと願っていた母親の願いを叶えての歌手デビューであった。一昨年に25年の歴史に幕を降ろした通天閣歌謡劇場にも出演し、通天閣の白雪姫として親しまれてきた。

　「二升五合」は、十分にキャリアを積んできた藤の新しいスタートでもある。
　「これまで歌ってきた女性っぽい楽曲のイメージを吹き飛ばし、威勢良く合いの手や手拍子が飛び出るように歌っいきたい」


　そんな思いを込めたのか、芸名を藤美詠子から藤みえこに改めている。新しい藤を多くの人たちに届けたいと、関西など各地でキャンペーンを展開する。
　歌詞に ♪ かさねがさねのご縁がありますように 〜 とあるように、藤は「これからも、この気持ちをたいせつにうたっていきたい」と話す。

［藤みえこ　ブログ］
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［藤みえこ 徳間ジャパンコミュニケーションズ］
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