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平和勝次(徳間ジャパンコミュニケーションズ) お年寄りを元気にする「百歳音頭」をカバー  7月にCD発売へ [レコーディング]

平和勝次 1.jpg◆大ヒット曲「宗右衛門町ブルース」平和勝次 = 写真 = が、かつて守屋光ニが歌った長寿を応援する「百歳音頭」(作詞・石井得玄、作曲・宮川としお、編曲・たいら優二、徳間ジャパンコミュニケーションズ)をカバーする。2015年4月10日、大阪市内のスタジオでレコーディングをした。平和は今、全国の福祉団体で無料公演を続けている。長寿のための歌として注目されているこれを新たにCD化することによって「よりたくさんのお年寄りに歌と踊りに親しんでもらえる」と期待している。発売は7月8日の予定で、同14日には兵庫県伊丹市のアイホニックホールで新曲発表会を予定している。








 「百歳音頭」は守屋光ニが2007年に徳間ジャパンコミュニケーションズから出した長寿のための応援歌。 ♪ 人生五十は昔の話 百まで丈夫も夢じゃない ~ と歌われ、今も全国の老人会や福祉施設などで歌い、踊られているほどの人気曲。
 それを今度は平和勝次がカバーすることになった。公演先のステージでお年寄りたちが「百歳音頭」を歌い、踊る姿を数多く見るうちに「これは売れる」と、大阪人ならではの嗅覚でレコード会社に相談し、CD化が決まった。

 平和は2009年6月に出した「昭和あかり舟」(作詞・山田孝雄、作曲・影山時則、ビクター)が、歌手人生で最後のCDになると思っていた。ステージでも常々「これが最後のCD」と言ってきた。ところが「百歳音頭」に出会ってからは「もう少しやれるかもしれないと思うようになった」と、自らをも元気にしてくれたのだ。

 「毎年5〜6月には北海道で公演を行っていますが、ここでは必ずおじいちゃん、おばあちゃんたちがステージに上がって、この歌をバックに踊るんです。最初は誰が歌っているのかも知らなかったのですが、腰が曲がった人も踊っており、お年寄りを元気にする歌だと思ったんです」(平和)

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「百歳音頭」でもう一度、全国を廻りたいと意欲を語る平和勝次さん

 年間200日を平和は沖縄から北海道までのどこかで、お年寄りに無料で歌を聴いてもらう福祉公演を妻の恵美子さんと音響スタッフの4人で17年間続けている。平均70歳という観客にとって「百歳音頭」の4拍子のメロディーで、思わず手拍子が出るこの歌は誰にでも覚えやすくて歌いやすい。
 そう確信した平和は「CD化によって、これでもう一度全国を廻ってみたい」と、再び意欲を見せるほどだ。

カップリングは「大阪より愛をこめて」


 平和は、中学校卒業後、大阪に出て浪曲師冨士月子に弟子入り。1967年二代目若葉わたるとして「若葉トリオ」に参加したが、その後漫才師になって、三代目平和ラッパと「平和勝一・勝次」のコンビでお笑い歌謡ショーを演じた。
 1972年に結成したのが「平和勝次とダークホース」。そのデビュー曲が「宗右衛門町ブルース」(日本クラウン)で、それが大ヒット。現在は福祉団体の後援で全国で無料公演を続けている。

 カップリングは「大阪より愛をこめて」(作詞・星野哲郎、作曲・山路進一)。1972年に日本クラウンから発売されたLP盤に収録された楽曲で、ファンの間ではシングル化が待たれていた。
 踊り歌って幸せになれるという「百歳音頭」は、今、全国のお年寄りの間に口伝えで拡がっていることから、平和は「演歌ファンやお年寄りに向けてアピール出来たらうれしい」と話している。

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