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ホリデージャパン、大阪でも「ホリデージャパン歌謡フェスタ」開く NHK大阪ホールに中条きよし、宮路オサム、加門亮など21人の歌手が勢揃い 新曲などを歌う [コンサート]

◆毎年、東京と大阪で所属歌手がほぼ勢ぞろするコンサートを開いている創設11年目のレコード会社、ホリデージャパンが、2015年6月28日、大阪市中央区のNHK大阪ホールに所属歌手のうち中条きよし、宮路オサム、加門亮など21人が参加した「ホリデージャパン歌謡フェスタ」を開いた。3時間余りに及ぶコンサートでは、前半に関西在住の歌手が、後半でベテランの実力派がヒット曲などを歌った。出演者を代表して最年長の宮路オサム(69歳)は「若い会社ですが声援をよろしくお願いします。ぼくもまだまだ若い者には負けられない。いつまでも現役でがんばります」と、詰めかけた1000人余りの観客に話した。

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宮路オサムのあいさつで始まったホリデージャパン歌謡フェスタin大阪



 ホリデージャパンの歌手たちは誰もが一様に所属歌手たちを「仲間」と呼ぶ。自分たちもまだまだ現役と頑張りを見せる往年のヒット歌手たちも、若い仲間からヒットが出ることを期待する。会社が出来て11年というまだ若いレコード会社の意気込みを感じさる。
 その現れのひとつが年に1回開催される歌謡フェスタである。東京、大阪の限定開催ながら、地域の歌手も総出演させての大ホールでの開催は、地域の歌好きの人たちをたくさん動員する原動力となっている。この日も大阪中のカラオケ好きが集まったのではないかと思えるほどの混雑ぶりだった。

 そんな熱気の中で、出演者が木遣装束に身を包んで威勢よく幕開け。宮路オサムが「ヒットはみなさん1人ひとりに歌の心を持ち帰ってもらうことで生まれる」などと、観客の声援を呼びかけた。

 ホリデージャパンと言えばムード歌謡のイメージが強い。
 後半のヒットパレードでは中条きよしが新曲「黄昏ロンリー」や「うそ」「理由」などヒット曲を、アローナイツ(木下あきら)も「中の島ブルース」「献身」などムードたっぷりの歌唱を聴かせた。加門亮は新曲の「横浜のブルース」のほか「男の慕情」など大ヒット曲を披露。


ホリデージャパン歌謡フェスタ・宮路オサム.jpg 宮路オサム = 写真・右 = は1970年代の大ヒット曲「なみだの操」歌うと、客席は懐かしさでいっぱい。新曲「春よ来い」なども披露し、「6年前に余命半年と宣言されましたが、その時から残された人生を日割り計算しています。そうすることで一日一日を大切に生きるようになりました。演歌の神様が生かしてくれていると思って、不器用に歌っていきます」と話していた。

 あらゆるジャンルをこなすオールラウンドプレーヤーの原田ヒロシは最新曲の「秋時雨」を歌い、三味線で「津軽慕情」を演奏した。デビュー前には神戸に住み大阪のダンスホールなどで歌っていたというニック・ニューサもヒット曲「サチコ」などで会場を盛り上げた。





 デビュー27年の西山ひとみは「大阪・あんたの街やから」「悲しいよ・・・」を魅力たっぷりの低音で歌い上げた。ムード歌謡の系譜を継承する人気抜群の若原りょうは、この日手話を交えた「ナユタの花」を歌った大下香奈とともに司会も務めながら、「一度は愛したひとだもの」などを歌った。

ホリデージャパン歌謡フェスタ.jpg
賑やかにエンディングステージ


 ラストは再び出演者全員がステージに出て、殿さまキングス時代の宮路オサムの「恋は紅いバラ」を歌って幕を閉じた。


 ホリデージャパン歌謡フェスタ in 大阪の出演者
 中条きよし、宮路オサム、加門亮、アローナイツ(木下あきら)、ニック・ニューサ、西山ひとみ、大下香奈、若原りょう、原田ヒロシ、しいの乙吉、塚原哲平、やしまひろみ、生駒尚子、幸田和也、つげゆうじ、玉田ゆうき、宝木まみ、青木あき、翠明。


[ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/menu/home02.htm



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