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平和勝次(徳間ジャパンコミュニケーションズ)  歌って踊れば100歳も夢じゃない 「百歳音頭」をリリース [新譜]

平和勝次.jpg「宗右衛門町ブルース」平和勝次が、2015年7月8日、新曲「百歳音頭」を出した。発売日にはテレビ番組「演歌ジャックス」の収録に出演し、歌を初披露。ライブなどでのCD購入客には100歳まで生きられる保証書をサイン入りで手渡す。今年70歳を迎える平和は「声を出すのが一番の健康法。盆踊りなど夏祭りで歌って踊ってもらえれば、100歳までも生きられます」と話していた。


平和勝次・百歳音頭.jpg








 いまだにカラオケの人気曲としてたくさんの人たちに歌われている「宗右衛門町ブルース」(日本クラウン)は、発売されてから33年になる。今も年間200日にも及ぶ全国無料公演で歌い続けている。その平和勝次が北海道を中心に全国の老人会などで人気絶大の「百歳音頭」をカバーして発売した。

 歳も忘れて踊れば身体も若返る、100歳も夢ではない~と歌うそれは、07年に長寿のための応援歌として守屋光二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が出したのが最初。長寿社会となりつつある今、俄かに注目を集め始めている。

 番組の収録に出演した平和は、司会の小池史子から<可愛い目ですね>と言われると少し照れながらも「恐らく最後の新曲になるでしょうが、100歳以上まで頑張って歌います」と話した。
 全国の老人会や福祉施設で開いているライブなどで「百歳音頭」のCDを購入しすると、平和のサイン入りの「百歳まで生きられます保証書」がもらえる。

 この日収録された番組は8月に奈良テレビ放送J・COM関西、九州宮崎11Ch、朝来市CATV、養父市CATV、天草ケーブルネットワークで放送される。

 平和はまた、7月14日午後2時半から、兵庫県伊丹市にある伊丹アイフォニックホールで、新曲「百歳音頭」の発表コンサートを開くことになっている。

芸人の想い出に出した「宗右衛門町ブルース」



宗右衛門町ブルース.jpg 収録ではまたヒット曲「宗右衛門町ブルース」誕生秘話も語った。
 父母が旅から旅を続ける浪曲師で、親と一緒にいたい想いから自分も浪曲師になったという。付いた芸名が水中軒土左衛門。
 「ところがすでに浪曲は下火になっており、変な芸名も災いしたのか仕事はなくて、流しをしながら漫才師を始めました」

 同期には西川やすし、きよし、コメディーNo1らがいる。彼らは漫才ブームを作り、スターの座を射止めていくが、平和だけはまったく売れない。周りが売れていく中で、自分だけが売れないことについに「芸能界をやめよう」と決心をする。その想い出にと作ったのが「宗右衛門町ブルース」だったのである。大ヒットする3年前だった。

 「ある日、朝日放送のスタジオでそれを聴いてもらって、レコードにしたいんやけど、と頼んだら『平和さん、悪いけどこれは売れへんでぇ』と言われました」

 それから3ヶ月後、宮史郎とぴんからトリオが「女のみち」でデビューして大ヒットする。それに刺激を受けたかのように「宗右衛門町ブルース」は日本クラウンから発売されることになったのである。

 それからの平和勝次とダークホースの活躍ぶりは言うまでもない。
 「歌の舞台になった宗右衛門町だけで、1日に2000枚もレコードが売れたことがありました。お客が5、6人しかいない店でも『100枚置いといて』と注文してくれるお店もあった時代でした」

平和勝次・演歌ジャックス.jpg
「演歌ジャックス」の収録で語る平和勝次(右から2人目)


 それから33年。関西人なら誰でも知っている歌になったし、これからもたくさんの人に歌い継がれていくことは間違いない。
 「大阪はずっと歌ってもらえるのでいい町ですね」と、平和は新曲「百歳音頭」のヒットを願いつつ、大阪の良さをしみじみと語っていた。





[平和勝次 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/new_release_detail/id=6206

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