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KOBE流行歌ライブ 梓夕子が初出演 35年目の快挙の実力見せた千葉一夫 [ライブ]

◆台風が徐々に接近する中、神戸市中央区の神戸ハーバーホールでは、2015年7月16日、第130回目の「KOBE流行歌ライブ」が開かれた。地元兵庫県の新浩司(ホリデージャパン)、昨年デビューした21歳の工藤あやの(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、笑顔年中無休のキャッチフレーズ通りに笑みを絶やさない梓夕子(同)、今回で10回目と男性歌手では最も出演が多い千葉一夫(キングレコード)の4人が顔を揃えた。客席からはミニ台風のような黄色い熱烈な声援も送られていた。

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笑の絶えないKOBE流行歌ライブだった


 兵庫県尼崎市を地盤に活動を続けている新浩司は、甘いムード歌謡を得意とする。今回で2度目の出演で、「エトランゼ神戸」「グッバイ横浜」と今年5月に出した「北慕情」の3曲を歌った。神戸、横浜、そして北海道と舞台を移して歌い続けて、今年で歌手生活31年目。

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新浩司

 神戸の流行歌ライブは昨年の5月以来という工藤あやのは、デビュー曲の「さくらんぼ 恋しんぼ」に次いでセカンドシングルの「花咲く丘」、そのカップリング「母娘花笠」などを歌った。また「東京のバスガール」をカバーした。
山形のひだまり娘と呼ばれる工藤、身長153センチと小さいこと明かし「これからも可愛がってくれよな」と、可愛いらしく山形弁で話していた。

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工藤あやの

 歌手デビューは1991(平成3)年という梓夕子。もうベテランの域だが、KOBE流行歌ライブは初めての出演であった。祖父が弁士だったという。美空ひばりが大好きだったという母親の後押しもあって上京してデビュー。そんなエピソードを歌に綴った前作の「春待坂」を歌ったほか、今年6月に出した新曲「おかえり・・・ただいま」、そのカップリング「心に愛を 〜 アコースティックバージョン〜 」などを披露した。
 「心に ー」は、4年前に人生の応援歌として出した「心に愛を・・・」を、ギター、ピアノ、バイオリンを入れて鎮魂歌としてリメイクしたもの。

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梓夕子

 神戸の流行歌ライブに出演する前、オリコンの演歌チャートで新曲「紫陽花しぐれ」が1位にランキングされた千葉一夫。1位はデビュー35年目で初めての出来事。「1位って気持ちいいですね」と気を良くしての出演。「カラオケも歌いやすいので歌ってください」とアピールしていた。
 その新曲とカップリングの「深山のつばき」、やはり人気の「絆酒」「みちのく風酒場」などオリジナルに混じって、珍しくテレサ・テンの「空港」をカバーしてみせると客席からは驚きの声も聞かれた。

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千葉一夫

 次回のKOBE流行歌ライブは8月20日、同じ神戸ハーバーホールで午後1時から開かれる。


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